優しい色の花ばかり
疲れているのか春だからか、最近は花を買うにもなぜか、ぽわん、ふわんとした優しい色ばかり選んでしまう。真紅とか純白とか勇ましい色をなかなか注文できない。こういうのって、どうなんだろう。意地張ったってしょうがないから、気分にまかせているけれど。
よく行くスーパーの一つの、園芸コーナーがいやに充実していて、春の花の苗がたくさん並んでいる。安いのから高いのまで、いろいろそろっていて、通りかかると血沸き肉踊る感じになって、何か買いたくてたまらなくなるからヤバい。お金もないが、植える場所も不足している。
ガーデニングにはまり出して、そう日もないから気づかなかったが、きちんと草取りをすれば、新しい花を植えたのと同じくらい、その一角はきれいになるものだ。というわけで、ここ数日は朝の水まきのついでに、一二個所ずつ、草を抜いて、その部分だけでもすっきりさせている。昨日の朝は、そうやって、初代猫おゆきさんの墓の周囲の草を抜いてみたら、たしかに植えたのに、どこに消えたんだと憤慨していたムスカリの球根が、ちゃんと芽を出していて、小さいが白と紫の花をつけていた。フリージアも伸びてきて、茎につぼみもついている。うれしいけれど、忙しい。
猫のブラシかけもサボっているなあ。毛玉ができていないといいけど。