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優先順位がぐっちゃぐちゃ。

◇国会でむちゃくちゃが行われているときに、そんなこと言っちゃいけないのだろうけど、ここのところ数日、自分の仕事や勉強がまったくできていなくて、本当に気が狂いそうだ。

するべきことをメモにして毎日それをチェックして行ってるのだが、もうあまりにも歴然と、九条の会や沖ノ島問題の原稿書きやメールのやりとりで一日がつぶれ、毎日毎日、自分の論文や研究のノルマだけが確実に積み残されて行く。本当に笑っちゃうぐらいである。
うまく時間を使おうにも、一人の人間のすることには限界があって、どうしようもない。ゆうべは夜中に原稿を仕上げて車で届けに行って闇の中の郵便受けに入れる始末。おかげで、このところすっかり落ちてる体力をとり戻そうとジムに行く予定がそれもだめだった。

もう本当に、どうかなりそう。明日も集会で午前中は出て行かないといけないし、私はとにかく一人で家にこもって本を読みたい。論文を書きたい。
こんな日がもう何日か続いたら、私はきっとぶちきれる。何とかして自分の時間を確保しなくてはならない。
それとも今はそんな時ではないのだろうか。もうそれさえも私にはわからない。

◇ところで、「ダウントン・アビー」の新シーズンのDVDを借りて来て見てるのだが、「デビアスなメイドたち」にしろ、これにしろ、これまで注目されなかった「家事と言う仕事」を仕事として描いてるのが、最近の傾向でもあるのかもしれない。
主婦業を軽視することに対して、こちらのツイログではたくさんの人が批判しているが、そういうこととも関わりがあるかもしれない。

http://twilog.org/Kumiko_meru

でも、できれば、そういう家事と同様に、知的な作業の価値についてもわかってもらえないものかしらん。「インディ・ジョーンズ」みたいな学者生活だけじゃなく、研究者がどのような時間の使い方をして朝から晩まで苦闘しているかも、どっかのドラマで「可視化」してくれないかな。「大学の先生なんて、研究室の大きな机で優雅にお茶飲んでると思ってた」と言った友人や、「いったい何がそんなに毎日忙しいんですか」と真剣に聞いた民主的活動してる人などに、何とか実態を少しでも伝えたいよもうまったく。

とか言いながら、カツジ猫の庭への出入り口の透きとおったドアが、汚れて向こうが見えなくなってるのに気づいて、今朝からせっせと雑巾で洗って拭いて、ぴかぴかにしてやった私自身の姿勢にも、やっぱり問題はあるのかも(笑)。

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カツジ猫