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再度言うけどネット社会に背を向けないで

美輪明宏さんは、このように明確な発言をしていたのか。私の知る限り、テレビでこれを紹介して下さったのは、有働由美子さんの番組だけだった。心のこもった力のあふれたコメントとともに。
 時間の関係もあって、これまで有働さんのニュース番組をほとんど見たことがなかった。これからは、できるだけ見ようと思う。信頼できるキャスターの方を新しく一人知っただけでも、心強いし、うれしい。

杉並区の岸本聡子さんが区長に再選されたのも、あらゆる意味で、とてもうれしい。まともな首長、まともな政治家、まともな選挙は実現する。それを目の当たりに見せられただけでも、身体に芯が入って、手足のすみずみまで力がわく。

ただ、この選挙結果を、喜び、支持する人たちの中に何となく、「これがまともな選挙」「ネットやSNSを頼りにしない、地に足のついた本来のあり方」という発言や気配がどことなく見えるのは、とても不安だし、残念だ。「虹と光と」で書いたように、いわゆる民主勢力のリベラルな人たちが足で、肉声で、訴え続けて、票を集めて積み上げて勝つ選挙は、もちろん、とても重要だし、必要だ。しかし、このところ、醜い手法を駆使してあり得ない汚い選挙を行って勝利を重ねている無責任で愚かな人々の、行動や発言の、その手法までを「悪」と決めつけ、結果として野放しにしておくことは、あまりにも危険だし、未来がない。

私が「虹と光と」の中で、くり返したことを、あらためて、簡単にまとめる。正しいルールとマナーを守り、人間性と常識を持つ人たちが、ネットやSNSを利用した世界に参入し、そこで勢力を広げることは、以下の点で、限りなく重要で、必要で、緊急に対処するべきことである。

1)ネットを利用したデマや攻撃の正体をあばき、それを防御し、被害を防ぐことで、たくさんの誤情報や組織的な攻撃を防ぐことができる。まっとうな人たちの精神的苦痛や諸被害をくいとめることができる。

2)今朝テレビのワイドショーでも言っていた、「どんなに貧困な若者でも、SNSは必ず所有している。でないと生活も仕事もできない」と言われる現状の中で、選挙やさまざまな活動や情報拡散において、すべての若者とつながり、影響力を与える上で、ネットやSNSの持つ影響ははかり知れない。

3)現在、無法地帯、ルールやマナーのない世界になりかけているネットの世界を、まともに健全にするためにも、正当で良心的な感覚を持つ人々が、この分野を支配することは、AIの力が増す今後の社会において、絶対に重要である。放置すれば、嘘と無責任と残酷さが支配するネット社会の害毒は日常にも広がり、さらに、それを規制することを口実に、言論弾圧や管理社会が強行される。これを防ぐためにも、ネットやSNSを「悪」とみなして敬遠し、汚れたものの発信基地にしてはならない。

この三つをぜひわかってほしい。そして、そのためには、以下のことにも配慮してほしい。

1)この方面の能力を高齢者よりも有しているのは、圧倒的に若者である。だが、その利用や活用のしかたには、それぞれの若者の能力を理解し、適材適所に力を発揮してもらう工夫、安易に無料でただ働きさせて消耗するようなことをせず、正当な報酬や契約を結んで仕事を確保する配慮、など、従来のボランティアや滅私奉公を強要しない体制や発想の定着、などの課題がある。

2)何よりも、今回の杉並区長選挙の勝利にもうかがわれるように、ネット選挙やSNS利用に、既存の民主勢力は顔をそむけないで、逃げないでほしい。何も高齢者や苦手な人が無理に携わる必要はない。自分が操作したり利用したりして、疲れて成果が上がらないのに失望して、遠ざかってしまう必要はない。技術や能力のある若者たちと交流し、協力し、補い合って、進めることをやめないでほしい。これは、今後絶対に、避けて通れない戦場だ。そこから逃げたり、その重要さに目をつぶっていては、敗北するしかない。このことを、民主的な政党や団体のトップは、充分に理解して、対応していただきたい。

虹と光と(4、これでおしまい)

さて、そんなことを言っている間に、国会はもはや末期症状を呈している。共産党や社民党はともかく、参政党や国民民主党までが一致して議事をボイコットしたというニュースには、さすがに私も目をこすった。

実はまだ何がどうしたかという過程を私はよく確認していないのだが、政権与党がよっぽどバカで無茶なことをしたのだろうということだけはわかる。何しろ、あのテレビのワイドショーのコメンテーターやアナウンサーたちが、もにょもにょ言ってることを手っ取り早くまとめると、「自民党と維新、つまり政権与党が無茶をやりすぎている」「自民党内でも批判や疑問が出始めている」「誰かが首相に意見すればいいのだが、何しろ今の首相は誰の言うことも聞かないから打つ手がない」「首相は今や自民党より維新と密接になっている」そして、どの番組かで誰かが(別々の番組、別々の人)、「自民党内部の良心的な人たちにそれでいいのかと考えてもらって、何らかの動きをしてほしい」「この大変な状況を作ったのは私たちにも責任がある。サッカーがブラジルに負けたことだし、この機会に我々も、こういう事態について考えてみないといけない」と言っていたのには、もっともと思いつつもちょっと驚いた。

まあそりゃたしかに、これでサッカーがブラジルに勝って優勝までした日には、どうなっていたことやらと、ちょっと思わないではなかったけどね。日本が憲法変えてもアメリカに協力して参戦しても、原水爆を持つと言っても、徴兵制をしくと言っても、メディアは朝から晩まで試合中継をして、誰も試合の点数以外は気にしなかったかもしれないからね。それとも、ちゃんとサッカーの応援をした後で、国会前のデモや集会にかけつける人も多かったかしら。そうであってほしいけど。

読書会のメンバーから、新しいじゃがいもをわんさといただいた。さっそく調理しようと思ったけど、まずは買ったまま放っておいて、庭にそのまま植えたほうがいいんじゃないかというぐらい芽だらけになってた、古いじゃがいもを無理に皮をむいて、マッシュポテトでサラダを作った。驚いたことに、そこそこおいしかった。これなら、新しいのはどのくらいうまいかと、わくわくしている。

春菊も食べたくなったので、買ってきた。卵とじにしても、おつゆにしても、いい香りでいける。だけれども、以前に買ったときは、根っこがついていたせいか、すごくいつまでも日持ちがした。今売っているのは、きれいだけど、根を切っているので、すぐいたんで、溶け始めてしまうから、すぐに食べきらなくてはならない。おかげでメニューが窮屈だ。

まだいろいろと書きたい無駄話もあったのだけど、一応はここまで。寝る前につまみ食いする文庫本で、「そんな家あります?!」2やら、「花屋さんが言うことには」やら、その他もろもろ、適当に読み飛ばしている。どっちもそこそこ楽しめて、人にあげるか、ブックオフに売るかしてもいいのだが、筋とは関係なく登場するヒロインたちの行きつけのバーや店で出される料理が、アスパラガスのゆでたのにかつぶしをからめるのとか、大葉でクリームチーズを巻くとか、簡単でうまそうなので、覚えてしまうまで(って、こんなの、あっという間に覚えろよ)、レシピがわりに机のはしにおいておくしかないので、ちょっと困っている(笑)。

写真はあいかわらず愛用している、目玉焼きシーツ(笑)。

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カツジ猫