初詣日和
◎今日は昨日とうってかわった暖かさで、少し時間があったので、近所の神社とお寺に初詣に行ってきました。どちらも、境内は静かでのどかに日がさして、命がのびる思いがしました。お寺の境内で地元の人が売っていたトマトとじゃがいもと人参を買い、甘酒を飲んで帰って来ました。
◎行き当たりばったりに書庫の棚から抜いた、江戸時代の島根の紀行をいろいろ読んでいるのですが、幕末の歌人森為泰の「石見国高津詣」というのを読みながら、学生には「安易に使うな」と言っているネットをちょっと検索してみたら、この紀行に出てくる静が窟は(作者も遠すぎて行ってはいない)今は崩落がひどくて立ち入れず、一方作者が泊った知人の別荘亀遊亭は、名前もそのまま今はゴージャスな旅館になっている模様。
蛇池と蓮池というのもそのまま残っていますが、周囲はゴルフコースになっているようです。
ただの印象ですが、島根県の場合、こういう名所や地名はわりと残っている感じがします。研究者としてはありがたいです。