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大人げない

私はめちゃくちゃな自炊生活をしているが、野菜が足りなくなさそうなとき、スーパーのおかずパックでほうれん草とかひじき(それ野菜じゃないやん)とかで補充する。最近マイブームではまってるのが、よく行くスーパーにおいてある「ふきの田舎煮」だ。でも、このごろよく売り切れて残ってない。考えすぎだろうが、私が気に入って買っているものは、その内きっと売り切れ始める。先見の明があるのかもしれない(笑)。

最近数回そういうことがあって「ふきの田舎煮」が手に入らず、妙に腹が立ったので、今日は早めに行って、いくつか残っていたら全部買い占めてやろうと、大人気なさすぎる決心をした。でも何だかだで行くのが遅くなり、それでもいつもより早く行ってみたら一個だけ残っていた。当然買ったが、単に運のいい人になっただけで、悪人にはなりそこねたようで、何となくすっきりしない。

週末にまたお客さんが見えるので、がんばって部屋を片づけている。パソコン前の床の荷物はどうにかなくしてしまえそうだ。
 数日前に亡くなった猫のカツジが、掃除機をかけるといやがってすぐ庭に出て行ってしまうので、めったにかけられなかった掃除機を思う存分かけられるのはありがたい。家のあっちこっちにほこりがたまっていて、そのふわふわしたかたまりの多くにカツジの毛がまじっている。なつかしくほろ苦くなりながら、それらを掃除機で吸い込んで、彼の生きた痕跡がまたひとつ消えた。

その代わり、いつも寝ていた廊下の机を仕事ができるように片づけて彼の写真を置き、壁にも飾った。あちこちに新しく彼が誕生した。
 墓の周辺ももっときれいにしたいが、このごろ中庭の先住猫たちの墓も草だらけで放りっぱなしなので、こっちを先に何とかしないと、あの世の先輩猫たちのきげんが悪くなりそうで、これまたいろいろ忙しい。

世の中の動きも読んだ本の感想もいろいろあるが、また明日にでも。今朝は初めて朝顔が赤青二つ並んで咲いて見せていた。

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カツジ猫