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学習会へのお誘い

ぎりぎりになってしまいましたが、明日というか今日というか6日の土曜日に、「むなかた九条の会」の学習会があります。

私は都合で出席できないので、せめてメッセージを寄せました。以下のとおりです。
 よろしかったら、どうぞ気軽にご参加下さい!

皆さま、寒い中をご参加下さいましてありがとうございます。
 高市首相について、不満や疑問をお持ちの方は多いでしょう。私がずっと気にしているのは、主に、次の二つです。

 

去年の総裁選のころから高市氏はずっと、「日本をもう一度世界の中心で輝く国にする」というようなことをおっしゃっていました。最初に聞いたときに、まるで少年漫画「クローズ」とやらの不良青年たちの「鈴蘭高校でてっぺんとる」という宣言みたいとしか思わなかったのですが、問題は首相になった今も、その具体的なイメージを一度も聞かしてもらえないことです。そもそも世界の中心で輝いたことなどあったのか、別にそんなものにならなくても皆が無事にお米を食べられて結婚や子育てができて老後は働かなくてもゆっくりできて、災害や病気の心配もしないですむなら充分と思うのですが、それ以上に何を望むのか、どんな国が理想なのか、多分ひとことも首相は語っていません。何かイメージはあるんだろうと思いますが、それがさっぱりわかりません。

 

もうひとつは最近の中国との関係です。私は最近の世界情勢を見ても、第二次大戦の戦勝国や最も被害を受けた国(ロシアやイスラエル、中国も)を全面的に信用や支持をする気にはなれませんが、仮に高市氏が隣国や世界と対峙して日本を守ろうと思うなら、何よりも隣国や世界各国が、日本をどう思っているか、とことん調べて対策を考えなくてはいけないはずです。私は誰かとけんかするときは、相手の魅力と長所、自分の弱点や欠点をまず徹底的にチェックして対策と戦略を練ります。高市氏は日本の過去や歴史について学んだり知ったりする必要はないと思っているようですが、それでは敵に勝てません。結局高市氏もその支持者も、本気で国を守ろうという気がまるでないのだとしか思えません。

 

どちらの問題にしても、日本が世界に評価され、過去の弱点となるイメージを払拭するには、一番簡単で安上がりで効果的なのは、戦争をしないと決めている平和な国というアピールで、それを示す平和憲法です。この武器の使い方を、これを使った日本の守り方を、日本国民はまだまだ気がついていません。

 

というのが私のシロウトとしての感想で、まちがってるかもしれないので、今回の学習会でしっかり勉強したかったのですが、仕事の都合で出席できず、本当に残念です。詳しくはホームページ「いたさかランド」をごらん下さい。

 

日本と世界と地球と未来を守るのは、結局は私たちの一人ひとりです。それをあらためて、実感している毎日です。

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カツジ猫