守ってくれるわけがない
雨はやんだが、まだ外は地面も木々もぬれて、空は曇っている。台風一過の青空とは行かない。
カツジ猫の好きな、フクのおさしみが、台風のせいかなんか知らないが、ここ数日スーパーにない。やつは、代わりに私が出す「おやつ」の猫エサを食べて、満足して寝ている。
とか書きかけて、コマネズミのように走り回っていたらあっという間に夜になり、そのままベッドに倒れて寝てしまった。どういう寝方をしたのやら、ベッドから転がり落ちて目がさめたら五時だった。んもう。
ゆうべ(23日)の夜はオールむなかたの会議があり、衆院選に向けて野党共闘の話を重ねた。参院選での13項目の政策合意を基本に、消費税問題の調整、防災問題を加えるべきだなどの話題が出る。
実際、今回の千葉の状況を見ていて、つくづく感じるのは、災害は場所を選ばないから明日はわが身でちっともおかしくないということ、そして、そうなったとき、今の政府は絶対に何一つ助けてくれないし、国全体にそうやって見捨てられた地域がどんどん増えて行きつつあるということ。本当にただ恐ろしい。こんな精神の指導者とそれに追随するマスメディアが、自然災害であれ、他国からの攻撃であれ、国民を守ってくれるわけがないではないか。ミサイルが落ちても原発が事故っても台風でも地震でも、自己責任でどうぞとばかりに放ったらかすに決まってる。
フィッツジェラルドの「夜はやさし」の文庫本が届いた。活字が大きくてきれいで読みやすい。これはクローゼットの窓辺で読むことにしようと決めた。
うっかりまちがえて除草剤をまきまくったので滅びたかと思っていた庭の一角の彼岸花が、いっせいに薄緑の芽を出し始めた。最高!