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守備範囲

猫のカツジが、仕事机の私の横の椅子に寝るようになったので、とても助かる。仕事の合間に片手をのばして、頭をなでられるのが、大変いい。いなくなったなと思っているとまた戻って来ている。そして、のの字になったり、ケの字になったり、いろんなかたちで丸まって、かたちを変えるのも面白い。

この写真は別の椅子ですが、ケの字っぽい。

雨が降ったり降らなかったりと、天気が定まらないので仕事の予定も立てにくい。締切間近のエッセイの原稿が二つあるのだが、どちらも、なかなかアイディアが浮かばない。どうしたものか。

そんなことを考えながら、新しくアップした、昔の論文をチェックしていたら、当時の私は年に数編、この長さの論文を発表しているのですね。驚きました。何と精力的に学問に励んでいたのだろう。そして今はどうしてこれができないのだろう。
年をとったということではありません。家事や雑事や、楽しみが増えすぎて、守備範囲も広がり過ぎて、収拾がつかなくなっているのかもしれません。
かと言って、残り少ない人生を、楽しみを減らして生きるというのも何か考えもののようだし、悩ましいところです。

以下は、リンクばかりになりますが。

まず「せやろがいおじさん」の最新作。

教員の労働強化を是認する「給特法」の問題です。
下についているコメントも、ぜひ読んで下さい。

全面的に正しいのですが、これはもう、教育に携わる者の間では、既に常識であるどころか、もう何十年も前から、いじめやその他の問題をすべて一気に解決するには、とにもかくにも、「教員の数を増やして欲しい」と、喉が枯れて声が出なくなるほどくり返し訴えていたのに、何一つ変わらなかったという印象があるものですから、空が青い夏が暑いと叫ばれているような奇妙な感じさえ抱きます。

教育大の問題もそうなのですが、ここまで行き詰まるまで何も改善できなかったというのは、私も含めた教育の世界の人間は、もしかしたら説得や説明の能力がないのではないかと自己嫌悪にまでなりそうです。

こちらは、そんな世の中の、まあせめて息抜きに。
今日行ったお店で、日本シリーズの話をした時、ホークスの選手たちの(あまりにある意味ばかばかしい)対談が面白すぎたと話題になりましたので、リンクしておきます。これはCS突破のときので、日本シリーズの後のは、まだリンクできないようなので、その内に。

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カツジ猫