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宗像市議選

今夜ぐらいは早く寝ようと思ったのに、市議会議員選挙の結果がなかなかわからない。さっきから速報を見ているが、おおかた皆が1100票でまだ横一線だ。24名の立候補で二人しか落ちないというのだから、ある意味激戦ではある。
夜中まで待って決まらなかったら寝ようと思いながら、ネットをあちこちぶらついていたら、プロ野球のヤクルトの五十嵐選手が引退するという記事が出ていた。数年前、ムカつくことがいろいろあって、気晴らしにそれまで一度もしなかったことを何かしてやろうと思い、初めて球場に一人で野球観戦に行った。今のペイペイドームがまだヤフオクドームと言ってたころで、あまり間をおかずに二度行った一度はホークスが勝って、一度は負けた。そのどっちかの試合で、先発した千賀投手が不調で、そのころホークスにいた五十嵐選手がリリーフして、しっかり抑えたので、その時しか見ていないこともあって、私の中では多分実際以上に五十嵐選手は頼もしい存在のイメージが定着している(笑)。

そのころはまだ選手の名前もよく知らず、なぜか今はロッテに移った福田選手がライトなのは知っていて、彼がライトを守るんだろうと何となく思いこんでいて、目の前のライトの守備についた選手がずいぶん背が高かったので、こんなに大柄な人だったっけと思っていたら、その日のライトは上林選手だった。どちらかの試合で、サファテが最後に出て来て、圧巻のピッチングをした。ちょっと前にこごむように肩を丸めるフォームを遠目にも印象深くよく覚えている。ショートの今宮が小柄で俊敏なのも、見ていてよくわかった。一番驚いたのは柳田で私の席からはバッターボックスの打者は豆粒のように小さくしか見えないのに、それでもあふれるように華やかなオーラが放たれているのがまぶしくて、なるほどあれがスターというものなのかとつくづく実感した。

その二回の野球観戦で私のイライラは一応おさまったので、それ以後はもう行ってない。翌年の夏は花火大会にはまって、近郊のあらゆる花火大会を見て回ったのだが、それもその年きりだった。私はつかれたように熱中するが、すぐまたそれで満たされると、平気で遠ざかってしまって苦にならない。ただ、それだけに、選手たちには気の毒だが、そのときの印象がそのまま焼き付けられてしまい、五十嵐選手は私の中では、とにかく頼りになる投手として固定された。引退するのは淋しいが、こうやって見送れるのは幸せなことで、今の若手の選手たちが引退する姿なんて、多分私は見られまい…ひょっとして、ぎりぎり行けるかな?
ここでも何度か引用した、柳田と内川と三人で対談してる映像の五十嵐選手も、あの日のピッチングそのもののように、安定していて頼もしい。

うーん、市議選の結果わからないな。寝ちゃおかな。

と思ってベッドでうつらうつらして、今起きて見たら、結果が出ていた。社民党の新人の人が惜敗していてくやしい。たった50票足らずの差で、これはどうにもあきらめきれないと思って見直したら最下位当選は共産党のベテランの人で、頭を抱えてしまった。もっともっと底力をつけないといけないと、あらためて思う。

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カツジ猫