平和の華。

◇今朝目をさましたら、いっしょに寝ていたカツジ猫が、ふとんの中できちんと座って、妙に熱心にせっせと顔を洗っていました。珍しい。
黒と褐色の太い前足をなめて濡らして、それで鼻や目や額をていねいにこするようになでて、だんだん範囲を広げて頭の上まで耳を押さえるようにして、ぐいぐい拭き上げています。
誰に教えられたわけでもないのに、よくやるよなあ、と感心してしばらくずっと見ていました。

カツジは大きな目のはしに、よく涙や目やにをつけて黒く汚していて、私が指でふいてやるのですが、こうやって顔を洗っていたら、そんな汚れもないわけで、じゃ時々汚れているのは、あれはやっぱりお化粧をするほど気分に余裕がないってことなのか。
果たして今日は、さっき寝ているのを見に行っても、目の回りはすっきりきれいで、さわやかなお顔になっていました。
あ、胸の毛玉はこの前何だかきげんがよくておとなしく抱かれているとき、はさみでうまく切ったりました（笑）。

◇昨日ちょっとお客さんが見えたので、庭で枯れ果てていたルリマツリとキンレンカを刈り取りました。すっきりしたけど淋しいから代わりに何か植えようかな。今度はあまりはびこらない、適度になくなる花がいいな。

玄関の前の庭に植えていた、菊の花も、あまり枯れてしまったので、今朝ようやく切りました。ピンクの大輪で去年の秋から長いこと目を楽しませてくれました。
この花は実は「平和の華」という名前の品種らしいのです。もう何年も前に、仏花にできる長持ちする花を植えようかと探していたら、ナフコかどっかで見つけて、ただもうその名に何だかひかれて買ってしまって植えたのですが、葉っぱは元気に茂って茎ものたくってやたら広がるのに、花だけがいっこうに咲かない。何だこれはと思いながら数年が経過して、去年の秋、小さい赤いつぼみがいくつかついているのを見つけたときは、夢かと目を疑いました。

つぼみは濃い紅色でしたが、花が咲くと淡い深いピンクの大輪でした。それはもう見事に咲き誇って、ただ茎が野放図に広がっているので、いまいちカッコよくなかったけど、とにかく派手でした。平和の華がとうとう咲いた、と私は喜んで何枚も写真を撮ったのですが、出し惜しんでここに紹介しそこねている内、さすがにこの数日ですっかり枯れてしまいました。でも半年ぐらい咲いてたのじゃないかな。そのくらい長かったです。

刈り取ったら、もう茎の根元には鮮やかに濃い新しい葉が出てきていました。来年も咲くのかな。今度は支柱か何か立てて、もう少し立派に見えるようにしないと。
そして、少しすっきりした木の間からふと見ると、すぐ近くに前からこのへんをうろついている白黒猫が座ってじっと私を見ていました。まだ大人になったばかりらしく、つやつやきれいで、こじんまりと太って、逃げもしないでいるところを見ると、半分飼い猫状態なのでしょうか。
「きれいだねえ」と声をかけながらふとふり向くと、金網の中からカツジ猫がこちらを見ていました。くっきりと鮮やかな白黒さんに比べると、灰色のカツジは少しぼやけて見えました（笑）。
「出てきていたの」と近づいて指でなでてやると、白黒さんを正面に見ているのに、怒っている様子もなくて、あんまり敵意もないようでした。ていうか、まさかお前、この子に会うためにお化粧してるんじゃないよね。

◇昨日は４月２９日のユリックスでの、小林節さんの講演会を準備する実行委員会でした。運営や資料について、皆熱心に話し合いました。「何をもって『成功』とするのか」といった哲学的？な論議もけっこう深まっていました。
一方で、野党の共闘や統一候補の実現などをどう呼びかけていくのかについても意見が交わされました。市民としては、この講演会をはじめ各種の運動を盛り上げ成功させて、それが政党にも訴える力となる、ということで皆一致しているようでした。

そこで、隣りの隣りに座ってた人から、ちらと聞いたのですが、福岡教育大学の前学長に対して、不当労働行為を行ったと言う判断が出て、勧告がなされたようです。すでに新学長になってからも、いろいろ似たようなことがあっているようで、少しでもこの勧告が学長さんや執行部の考えるきっかけになってくれればと思わずにはいられません。

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ここにはまだ載っていないようですが、いずれ報告されると思いますので、時々ごらんになっていて下さい。

◇今日はうらうらといい天気。でも仕事は山積み。いつものことです♪