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広めて下さい。

◇7月18日の宗像での戦争法案反対の集会については、こちらを、ごらん下さい。( 「こちら」の部分をクリックして下さい。それから、前の記事が見たい時は「日記」とタイトルがある右の方の「すべて表示」をクリックしたら、以前の記事も出て来ます。
 「九条の会関係資料」の棚にある記事も、コピーして自由に使って下さい。


◇昨日の戦争法案反対の集会は、多分200人以上の方が参加して無事に終わりました。いろんな団体や組織や個人が初めていっしょにやった集会で、皆いっしょうけんめいいろいろがんばって下さっているのが、内輪の者としてはよくわかってうれしかったのですが、ふらっと参加した人には、かなり手際が悪かったり、古めかしさと新しさがごちゃごちゃだったりして見えたかもしれません。また改善して行ければと思っています。

「疲れたらぬけて下さい」とお願いしていたパレードも、たくさんの皆さんが最後まで歩いて下さいました。映画「ホテル・ハイビスカス」の照屋さんも最後まで先頭を歩き、そのまま河東コミュニティセンターでのライブに行かれました。すごすぎる。

◇詳しい報告はまたしますが、さしあたり私が集会で配ったチラシを下に紹介しておきます。これでだいたいA4で二枚です。表裏に印刷すれば一枚です。
最後の「私たちに何ができるか?」の連絡先などを変えれば、よそでも使えると思うので、一部でも全部でも、ご自由にコピーして使って下さい。特に「もう成立は確実か?」については知らない人も多そうですから、広めて下さい。

(以下がチラシ)

知ってください。広めてください。 審議の時間は充分とった? 安保関連法案(戦争法案)は、改正するのが、▽自衛隊法▽国連平和維持活動(PKO)協力法▽周辺事態法(「重要影響事態法」に名称変更)▽船舶検査活動法▽武力攻撃事態対処法▽米軍行動関連措置法▽特定公共施設利用法▽海上輸送規制法▽捕虜取扱法▽国家安全保障会議設置法、新しく制定するのが「国際平和支援法」、計11法案。 このどれもが、それぞれ1年かけてもいいぐらい重要。最低でも政府が1法案としては「充分やった」と言っている11倍は必要。 審議の中身は充分だった? 国会中継を見た人なら誰でも知っている。首相の答弁は意味不明で支離滅裂。聞かれたことに答えないし、まったく理解ができない。「日本語を虐殺している」と言いたくなるほどのひどさ。他の閣僚の発言もばらばらでちぐはぐ。説明しよう、理解してもらおうという意志が少しも見えない。むしろ理解させまいとしている。ちゃんとした法案を作ろうという気がゼロ。 もう成立は確実か? そんな風に書いている新聞もあるが、ちがいます。衆院の議決・承認から30日たって自動的に成立するのは、予算案や条約案だけ。「法案」を成立させるには、参院でもう一度強行採決をするか、衆院で三分の二以上の賛成の再議決をやはり強行採決で行うか、この二つしかありません。くりかえします。成立するには、もう一度、強行採決するしかないのです。 それができるように、国民が怒りを忘れることを政府は祈っているのです。 スタートからしていいかげん 安保関連法案は集団的自衛権を使えるようにするための法案ですが、この「集団的自衛権」を政府は、国会の審議も経ないまま、事務的手続きにひとしい「閣議決定」で決めて提出してきています。だから練られてもいないし、たたけばいくらでもボロが出る欠陥法案。「防衛のすきまを埋める」と言いますが、この法案自体が、すきまだらけです。 中国や北朝鮮の脅威は「集団的自衛権」では防げない 日本が他国に侵略攻撃されたら、今でも個別的自衛権(国の正当防衛のようなもの)で充分対応可能です。「集団的自衛権」は他国の戦争にかり出されることで、それは自衛隊員や国民を大きな危険(戦死やテロ)にさらします。 世界平和にも正義にも貢献しない 「集団的自衛権」とは第二次大戦のあとで国連が、戦争への反省から侵略が発生したら国連で話し合って制裁を行う「集団安全保障」が決められたとき、アメリカや旧ソ連の大国が国連に縛られずに軍事行動ができるよう、つけ加えたもので、はじめから国連の精神に反し強国、大国のわがままから生まれたものです。これまでアメリカのベトナム戦争、イラク戦争、旧ソ連のアフガニスタン戦争など、ろくでもないことにばかり利用されました。「同盟国が攻撃された」との理由で地域の紛争に大国が介入し、他国も参加させられる最悪の連鎖を生むもので、これで世界情勢が好転したり、どこかの国が幸福になった例などどこにもありません。 私たちに何ができるのか 行動し、発言してほしいです。でも、それ以上に、どうか、関心を持ち、情報を知って下さい。新聞やテレビだけではわからないことが多いです。ビラを受け取り、アピールを聞いて下さい。さまざまな集会、催し、勉強会、講演会、映画会にできるだけ参加して下さい。予定その他はこの集会に参加したいろんな団体や政党、赤間駅前の弁護士事務所「奔流」などに、気軽に顔を出して、いろいろ質問して下さい。その他、よいアイディアがあればお知らせ下さい。   むなかた九条の会世話人代表・板坂耀子(ブログ「板坂耀子第三研究室」) 「戦争法案は違憲!廃案を求める市民集会&パレード」に参加された皆さんへ
(以上がチラシ)
◇ところで、金曜の国会前の集会では白井聡さんも演説したのか。内田樹さんも大阪は梅田の街頭で40年ぶりにマイクを握ったらしい。もう、講演会だったら入場料がすごいだろうに、各界の大物の話をただで聞けるなんて、何というまあぜいたくだ。
学生たちは、デモの合間にいろんな勉強もしているようです。さまざまな情報もあるので、あとは、またいつもの、こちらをどうぞ。
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カツジ猫