恵方巻後遺症
朝っぱらからNHKラジオの「日曜討論会」を聞いてたらまたしても堂々と自民党代表として萩生田が出てやがる。これほど疑惑にまみれた、というか疑惑でさえないほど統一教会との癒着が明確になってる人物を政府の代弁者として毎回出して来るというのは、岸田首相が例によって、自分の首をしめるようなことばかりする勘の悪さなのか、確信犯での国民への挑戦か、どっちか知らないが、一回二回はまだ何かのまちがいとしても(それでも本来は許しがたいが)、ここまでくり返されるともう見逃し難い。NHKもNHKだ。かようなハッシュタグができるのも、そりゃ当然でしょう。それともあれかい、今の政府はこういう人間に象徴されるんですどうぞよろしくっていう、国民へのメッセージなのかいありゃ。政府のマスコットキャラクターみたいなもんで。まあそれだったら、たしかに正確な気もするけどさ。
あんまりムカついたからラジオを切ってしまった。そして、「むなかた九条の会」が主催している映画会の「はりぼて」というのを見に行った。けっこう人が集まっていて、映画もすごく面白かった。感想は長くなるから明日書くけど、さしあたり近場でこの映画の上映会があったら、皆さんぜひぜひ行って下さいね。券を売る人も、自信を持って売りまくって下さい、どうぞ!
リンクした予告編も見て下さい。絶対に面白いんですから!
その映画会のあとで、買い物をして暗くなって帰宅したら、庭の花のための培養土の大袋を車から下ろそうとしていて、落っことしてごていねいにそれにけつまづいて、雨の降り出した庭のコンクリートの上に、うつむけにばったり倒れて、しばらく起き上がれなかった。かねがね、澤地久枝さんが室内で転ばれて足を折ってから歩くのに不自由されてるとか聞いて、転ぶのだけは絶対に避けようと日夜気をつけまくっていたのに、これだからなあ。不覚だった。
しばらくして、そろそろ起き上がってみたら、幸い大したことはなく、手足も折れてはいないようで、大丈夫そうだ。ただし片っぽの足がどっかをどうか曲げるとまだ痛い。明日あたりどうなっているかが見ものだが、さしあたり、このくらいですんだ方が奇跡的に運がよかったのかもしれない。私は子どものころから骨が固くて、遠足のときのゆでたまごは皆の分もおでこで割ってやったりしてたのだけど、こんな身体に生んでくれた親に感謝してもしたりないってやつだ。
さて、家の中をおひなさま仕様にしたわけだが、節分飾りを片づけるのに、去年山と買いこんでしまった、かわゆい魔除けイワシのぬいぐるみ、人にもずいぶん上げたのだけど、まだかなり残っていて、何だか眠らせておくのももったいなく、ついベッドの横のガラス戸に網のようにして貼りつけまくってしまった。だんだん部屋のインテリアが奇々怪々になって行ってるけど、もうこうなったら知ったこっちゃないわい(笑)。
節分と言えば今年は恵方巻きを買いそこねて食べそこねた。もともと私の故郷、というか九州地方にあんなものはなかったので、最初にコンビニあたりでにょこにょこ発売されはじめたころは、いったいこれ何という、疑惑の目で見ていたぐらいで、さしたる思い入れもないのだが、クリスマスケーキ翌日には安くなってるかもとスーパーに行ってみたら、ちゃんと普通の巻きずしみたいに切ったのがパックに入ってて、恵方巻とラベルをつけて売られていた。買って帰って食べたらなかなかおいしかった。
それ以来、何だか巻きずしにはまってしまった。特に、よく行くスーパー二つの一方では、わりといろんな巻きずしを売っていて、最近ではすぐ売れてしまうヒレカツ巻やエビカツ巻を手に入れたくて困っている。今日はどちらも完売してたので、海鮮巻を買ってきてしまった。ごはんやおかずの準備がないとき、とっさに食べるのにいいのよねえ。というわけで、恵方巻の呪縛からいまだに逃れられずにいる。
さて、明日は足が大したことなければ、また庭仕事に精を出し、菱岡君の本の感想と、「水の王子・山が」のエピローグというか余談を一気にアップしちゃうかな。まあ、そううまくも行かないだろうけど。