我ながら強気
一昨日、雨の合間の夕方に、奥庭にバラを四本あわただしく植えた。そのために奥庭の大きな長い、絶対に動かさないぞと思っていた鉢を四つばかり、うんうんひきずって移動させ、伸びすぎて始末に困ってたつるバラ系の二鉢を、いちかばちか、柵の角においた。これでうまく行くかなあ。
新しく植えたバラは、千円で安かったので衝動買いしたのだが、うまく根づいてくれるといいが。以前は赤一色でキメていたけど、もう今や色はさまざま。おかげで雪にやられた葉っぱも皆元気になって、あちこちでつぼみがついている。うまく行ったらすごいことになりそうだ。
これは絶対腰痛に悪いなとびくつきながら昨日は一日寝てた。しかし大丈夫そうなので夕方からまた起き出して、残っていたキンレンカの苗を草が茂っていた鉢をきれいにして十本ほど一気植え。余勢をかって、これも買い込んだままにしていた、一本十円のアリッサムを猫のための金網小屋の中の庭に三十本、よろよろになって這い回りながら、まっ暗になるまでかかって全部植えてしまった。手探りで植えたから、さてどうなっていることやら。
何しろ庭が荒れっぱなしだから、草取りをしまくっては新しい花を植えなくてはならないから、手間と力が数倍かかる。ま、自業自得よね。数十年使わなかった古い壊れかけの鉢までも活用して、かなり庭が片づいたからよしとしようか。
十円だけあってアリッサムも相当傷んで弱っていたのだが、皆生き残って栄えてくれたら、こんなにありがたいことはないがなあ。
国会で予算案への質疑が始まっているようだが、政府のあまりの目算のなさに、今さらながらあきれかえって、こっちのやる気もなくなりそうだよ。
少子化対策も口だけでさっぱり進まないし、選挙のためのばらまき手当ばっかりだし。こんたんも目論見も見え見えすぎる。
先回打ち上げ失敗したロケットは予算がなくて自動車部品を使ったのが原因じゃないかって話もあるらしいし、老人たちを乗せた施設のバスが交差点でひっくりかえって死者が出た時の運転士の職員も八十代だったって言うし、日本人がいくらまじめでつましくても、国民のために金を使うまいと決心してる政府のもとじゃ、もう何もかも限界なんだよ。中抜きできる案件にしか興味ないんだもの、政府のトップは。
今回の防衛費も、予算をどこからひねり出すかが国会の論戦になるようだが、あのな、一兆円クラスのミサイルやら何やら買うのでなくて、一家でワイシャツ一枚買うのでも、一応予算をどうするか考えてから決めないかい。まったく金の出どこのめどもついてないのに、強引に防衛費増強を決定強行するなんて、主婦の家計簿程度の常識も、今の政府にはないとしか思えない。マジで、無能で、狂気だよ。それがこれだけまざまざと眼前に見えているのに見えないふりをしつづけるマスメディアや国民の方も危ないよ。きっともう「見るのが恐い」水準に達してるんだろう。
プロ野球は勝ちっぱなしのホークスが負けて、パ・リーグファンが少し安堵してるようだ。このホークスの好調の原因のひとつの近藤選手の活躍も話題になってる。私は彼が大昔のバラエティで同チームの西川遥輝がもてまくっていろんなプレゼントをもらうのに、自分はファンからペットボトルをどんともらった話などを、楽しげにしゃべっているのを見て、なかなかいい性格の人だなと思っていたから、移籍で悪口も言われたけど、今の活躍は喜ばしい。
その中で、多分ホークスファンの誰かがネットで、オリックスの弱体化が吉田正尚選手が大リーグに行っちゃったことによるって話にふれて、彼の愛猫ブライス君に呼びかけて「アメリカにチュールはないだろうけど、どうか我慢して、吉田選手がそちらで幸せに活躍して日本に帰って来ないようにがんばって」とか書いている。えっ、そうするとやっぱり彼は猫も犬も連れて行ってるのか。まあ家族で移住してるのならそれも当然か。ブライス君の情報はさがしてもちっともないので、気になってしかたがない。
ついでに、プーチンが秋田県知事に贈ったサイベリアンのミールくんのこともふと気になって動画をさがした。知事をはじめ皆も「プーチンは許せないが猫に罪はない」と大事にしているようで、ほっとした。もう十一歳か。でかくなったな。同居猫の一匹の「からあげこ」と仲がいいらしい。