桃が咲いた
野菜の安いのを探していて、ふとそう言えば世の中にセロリというもんもあったなと思い出して、本当に久しぶりに、でかいのを一束買いました。味も何だか忘れていて、こんなにいっぱい食べられっかなと思ってましたが、ざくざく切ってリンゴの切ったのとまぜてマヨネーズをかけたら、なかなか行けて、やみつきになっています。
ところで例の歌姫のウグイスさんは、奥庭の裏の茂みにいるらしく、この前はそこから声がしてました。かなりのエリアを使っているようですね。
一方、道路に面した前庭では、ルピナスが花盛り。キンギョソウも咲き始めました。
何より嬉しかったのは、去年のひな祭りに衝動買いして、その後、鉢に植えたままの小さい桃の木が、しーんと生きてる気配もなかったので、ああ、枯れちゃったのかと思いつつ、ずっと水をやっていたのですが、先日の朝、庭に出たら、本当にいきなり爆弾みたいに、鮮やかなピンクの花がいくつも咲きだしてる!
この色、目立つし、派手ですよねえ。びっくりしました。今もまだ元気に花が開いています。あきらめないでいるもんだなあ。WBCのメキシコ戦ではないけどさ(笑)。
いつも行くお店のオーナーのお母さんが熱心に試合を見ておられて、栗山監督の談話などを新聞のはしにメモしていて、彼女が帰ったら逐一教えてくれてたんですとさ。
ちょうどお客さんがいなかったので、二人でその話で盛り上がり、たった数分しかグランドにいなくて、強烈なインパクトを残す俊足の周東選手のコスパのよさを笑ったついでに、ずうっと活躍してるのに、まっすぐな折れ線グラフみたいに一定に安定していて、おかげでそう目立たない吉田正尚選手の渋さに感心し、私が彼の猫が日本でお留守番してるのかが気になると言ったら、彼女はこともなげに「あら、連れて行ってるんじゃないですか」だって。まさかそれはないだろうけど、その可能性は考えなかったなあ(笑)。
で、とにかく私は毎朝、桃の花をながめては目の保養をしております。
「古事記」関係の本を読み飛ばしてたら、由良弥生という方の文庫本が、よくまとまってて読みやすくて、出しゃばらず退屈でなく、なかなか便利なので、「水の王子」の読者にあげようと、もう一冊注文した。ついでに神社のガイドブックも。この人、いろんな古典のダイジェスト本を出してるようで、他のに手を出すヒマはないけど、こういうセンスがある人なんだろうな。少なくとも、この「古事記」二冊はとても使い勝手がいい。願わくば哲学の本も、こういう感じの出過ぎない概説書がどっかにないかなあ。
由良さんの「古事記」の文庫本、挿絵とかはほんまにとことんしょーもないけど、ここまでひどいと、もう気にならないから別にいい(笑)。