掲示板
王様や殿様の謝罪について昨日書いたのですが、そのとたんに朝鮮民主主義人民共和国(私は「北朝鮮」という名前はちがうと思うから正式名称書くんだけど、それにしてもなげよ、この名前)の金正恩委員長がどっかの被災地かなんかで、国民に苦労をかけてすまないとか謝ったというニュースを聞いて、あらまと思っています。
パフォーマンスとか何とか言うのは簡単ですが、たとえ口だけであれ、こういうことを言ったり、考えているように見せかけたりすることが「江戸しぐさ」(あれはまるっきり嘘っぱちで、あんなものは江戸時代どこにもありませんが)じゃないけど、上に立つ人の作法ではあったんじゃないですかね。
「すみません、私の力がないばかりに、あなたをこんなに苦しませてしまって」。そんな優しいことばを、アベからもスガからも、日本人は絶対にかけてもらったことがない。これからもありそうにない。たとえ、選挙の票かせぎのためにでも、あの人たちは、そういうことだけは絶対に言いそうにない。口を開けば「自助」ばっかりで。
多分もう、頭の中がそうなんでしょう。国民が、被災者であれ被爆者であれ自殺者であれ、苦しんでいるのを見たとき、「自分のせいだ、悪かった」と感じる感覚が、そもそもないんだと思います。あるってことが想像できない私には。
それにつられて、社長も市長も学長も、そういうことは絶対言わない、考えないようになって来ているみたい。
たかが言葉かもしれないけど、でも子育てしてる主婦とかが、夫が一言何かねぎらいや感謝のことばを口にしていたら、我慢したかもしれないけどっつって、離婚するとかいう話、わりとよく聞くじゃないですか。
「私が悪い。すまない。ごめん。もうこんな目にはあわせない」。そう言ってもらったら、人間てバカだから、耐えられるかもしれないのに、そのことばもまったくなかったから許せなくて、奥さんが離婚を決意したとか、よく言うでしょう。知らんぞもうどうなっても。
毎日新聞ががんばって、ワイドショーで嘘をたれながした平井解説委員のことを記事にしてたので、家の表の掲示板にはっときました。何を忖度してるのか、平井氏の名前も見出しに出さず、見出し自体何の話かよくわからない、新聞記事の書き方のイロハも無視したような書き方だったので、マジックでちゃんと補充もしときました。
しかし、掲示板もうちょっと、きれいにして、見やすい、見たいものにしなくちゃね。猫の写真か、美術館や映画館のチラシか、ホークス情報でも貼っといたら少しは皆、見るかしら。