新聞って。
◇超古くは６０年安保の時だってそうだったけど、大新聞の国会報道って、一番報道しなきゃならない時期には死んだふりしてて、もうとりかえしがつくかつかないかってころになって、いきなり反対の声や問題点を書きたて出すのね。バカにしとんのかいと言いたいのはやまやまだけど、まったく書かないよりはまだましか。
まあ当面のまとめは、これにつきるんでしょうか。野党と市民と国連の力の反映です。
現在共謀罪の衆議院での採決が「順調」に行われ、「アレ、何やっているの？」という声があがっていますがそうでもないです。午前中からの激しい攻防をうけ、参議院の与野党国対は、明日の参院本会議での共謀罪の審議入りを断念しました。これでサミット後まで審議入りできず、会期延長に追い込みました（こたつぬこ）
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◇原田マハ「楽園のカンヴァス」という文庫本で、アンリ・ルソーやピカソのことを読んで面白かったのですが、上の家の書庫で見つけた「楽園への道」という小説が、これまたゴーギャンのお母さんのフローラという人の話で、ちびちび読んでます。田舎の家の、昔の古い応接間にあっためちゃ古いソファや椅子やテーブルを仏間において、ちょっと昔の応接間がよみがえったような雰囲気の中、この部屋は朝の光がものすごくいっぱい射しこんで明るかったことに、数日前の朝、たまたま行って思い出し、うっとりしながら短い時間を過ごしています。まあしかし、こんな暮らしもいつまで続くんだろうなあ、いろんな意味で。
