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映画のつまみぐい。

何やら私には理解しがたい不可思議な事情によって、テレビのBキャスカードが、おかしなことになっている。まあいいや、知らん。映るんだからいいことにする。
と、投げやりな気持ちで見ているWOWWOWで今「あなたは私のムコになる」やってるのですけど、私これ映画館で見たんだよなー、でもまったく記憶にない場面が連続もう30分以上つづいてる。まあ面白かったから、そんなに寝た覚えもないんだが。

でも「噂のモーガン夫妻」もそうだったけど、都会の最先端でフェミニズムだかジェンダーだかが定着したかに見える今、昔の男女関係の最後のとりではアメリカでは「田舎」なんだよな。進歩的なオンナはそこで罰せられることになってる。田舎がほんとにそんなものなのかは知らんけど、これは「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリーがアウトドア生活がだめだったように、実際に都会の女性の弱点なのかしら。そうとも限らないと思うけど、これもひとつの神話として定着しつつあるのかね。

キャラママさん。
「キル・ビル2」は意外とまともでしたよ。あの監督にしては(笑)。過激に見える2ちゃんねるやフライデーのモラルが、実はけっこう古色蒼然としているみたいなもんで、古きよき時代の家族愛、夫婦愛、親子愛だのを、あの殺伐とした道具立てでぬけぬけ描くミスマッチに、吹きました。でも、筋や展開もきちんとしていて、そういうところもオーソドックスでした。「イングロリアス・バスターズ」の方が、その点はぶっとんでるかも(こわれてるとも言う)。ゆきうさぎさんはこの映画はとりあげないのかしらん?一応戦争映画じゃんよ(笑)。

「バイオハザード」は今の第三部だっけかの大がかりな金の使い方、話の規模に比べると、第一部は予算のいらないチープな室内劇だったのだなあと感心しました(笑)。まあ、よくできてますけどね。それに悪役は生物兵器も作ってる大企業とか、けっこう過激な設定じゃん、それ。
「LOST」のアナ・ルシアさんが出てました。「アバター」でもそうだったけど、この人いつもこんな役ですね。やたら強い女で、でも結局かなりかわいそうで、わりといい人で。
ラストシーンがなんかいいなあ。すごく簡単なセットで何が起こったかを強烈に伝えて。
続きも見たいけど、テレビでちらちら見てるので、もう何がなんだか、どれを見たのか、よくわからない。

DVDも、いろいろ見たいのがあるのですが、もうちょっと待つと旧作になって100円になるかと思ってしんぼうしてます(笑)。

ゆきうさぎさん。
米澤穂信はうまいよね。「さよなら妖精」も傑作と思う。ライトノベルってああいうのを言うのなら、あれだけ重い題材をあんなにひらりと書いてしまえるのがすごいです。
ユーゴはね…あ、ちょっと時間がないので、また。

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カツジ猫