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最近のカツジ

私がカツジにかみつかれても、ひっかかれても、彼をどこかで好きなのは、にゃ~にゃ~盛大に鳴かないことかな。これでバギイにはがまんできなくなったのですが。(バギイはちゃんと庭にいて、毎朝エサを食べに来ます。つかまえようとすると逃げるので、当分この状態がつづきそうです。)

故キャラメルもそうでしたが、何か要求する時に、それが切実なほど、声をはりあげて鳴かない。やっと聞こえるほどの声で、ひかえめに、ささやくように、にゃっ、とか、みゃっ、とか鳴くのです。気をつけていないと聞きのがしてしまいそうなほど。

カツジも夜、淋しくなったりおなかがすくと、かすかな声でみゃおみゃおと、まるでひとりごとのように鳴きます。かけつけてやると、なまいきそうな顔で見上げています。
まだ天使のようにかわいい子猫のころでも、私は元飼い主さんのおたくで、こいつの顔を見るたびに、「かわいいけど、ワルの顔だよなあ」と思っていたので、あまり人相が悪くなったという印象はなく、やっぱりな~と、これも「そんなこったと思った」という感じなのですが。

このごろ毎日、ブラシをかけまくっています。今朝はついにおなかのもしゃもしゃまですきまくりました。
おかしいのは、あいかわらず私はぬいぐるみのネズミや毛皮のボールをくわえさせて、ごまかしてるのですが、カツジはもうどうやら、それがダミーということは、とっくに見抜いているようで、ブラシをかけてるのは私の手と知っているのですが、それでも「ふん、だまされといてやる」と、おもちゃにかみついてる様子です。(笑)
今朝などは、私がブラシをかけながら、「ほれ」とネズミを鼻先に放り出したら、何だかいそいそつかんでかみついていました。自分でもブラシをかけられる間の我慢グッズとして、しっかり意識しているようなのが笑えます。

そんなこんなで、ブラシはかなりかけさせてくれるようになりました。甘噛みやつめなしパンチも多くなりました。
と思って安心していたら、一昨日は久しぶりに両手でつめたて、歯でかみかみの攻撃で、血がにじみました。でも、こいつの中ではもしかしたら、これは甘噛みの部類に入ってしまってるのかもしれません。微妙にカンが狂うんでしょうね、ときどき。

最近、外泊することが多いのですが、あいかわらずトイレの失敗はありません。気のせいか、一晩あけて帰ったあとは、心細かったのか少しだけしおらしいような気もします。
シナモンにはだいぶ慣れてきたようですが、二階にいるグレイスを気にして、先日はすきを見てすべりこみ、グレイスとパンチの応酬をしました。
グレイスも気が強くて甘えん坊の猫なので、負けてはいないのが助かります。彼女は二階を占拠して、ここは風も入るしそこそこぜいたくに暮らしてるのですが、もう少し居心地よくしてやろうと今、考慮中です。

ゆきうさぎさん

幕末をどう考えるかはむずかしいですね。これに限らず私の愛国心は、いつも「持ち場を守る」という意識ですね。あらゆる時代と世界とに、顔も知らない会ったこともない私の仲間や同志はいて、その人たちのためになるような世界と時代を作ることを基準に、それこそ潜伏スパイとして、自分の持ち場をしっかり守り、日本や自分の属する共同体がよい方向に向かうようにする・・・むずかしいですが。
だから、自分の家族も職場も地域も国も、私はあくまで「持ち場」として愛しているって感じです。それもまた、なかなか大変だし、決していいかげんな気持ちでやれることではないですよ。私のようなぐうたらには、荷が重いです。(笑)

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カツジ猫