服と本。
◇上の家の二階に、隠れ家風の寝床がうまくできて来た。
窓を開けると、風通しもばっちりだ。書棚にごちゃごちゃにつめこんである、くだらない本を気まぐれに読んで、何時間でも楽しく過ごせる。そうこうしている内に、本や服の整理も次第にできて行きそうな気がする。悪くない。ただ急がねば。
◇海外ドラマの「キャッスル」のファイナルシーズンは、つまらないからファイナルになったのか、ファイナルだからつまらなくなったのかはわからないが、このドラマの本来の持ち味の、のんきな楽しさがなくなって、どうももたもた、しまらない。主人公二人にそれぞれ別の相棒ができているのも、ごちゃごちゃするし、第一相棒二人が、どっちも全然魅力的じゃない。まだ途中だが、最後まで見るのがめんどうくさくなって来た。
◇毎朝、カツジ猫をベッドに押さえつけてブラシをかけてやっている。やつは、ぎゃおぎゃお抗議するが、ときどきうっとり目を閉じていたりもするので、気持ちいいこともあるらしい。あまり、いやがらない内にやめてやっているのだが、それでも毛並みがよくなって、きげんもよくなっているような気がする。ゆうべは、このごろ珍しく、私にくっついて寝ていた。