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来年の手帳

もうすぐ九月なんだよなあ。
 そこではっと気づいたら、九月にはもう来年のカレンダーや手帳が売り出されるんだった。
 ここ数年、手帳はHIGHTIDEのゴムバンドでしめるタイプのが好きで愛用してたんだけど、最近あんまり書き込む予定もないんだから、バッグに入りやすいよう、小さめのか薄めのに変えてもいいなと、悩んでる。今までのは、これね。

庭のジンジャーとルリマツリが次々咲いて、刈り込みかたがた家の中に飾っている。でも、前にも書いたが、例年のようにジンジャーのかぐわしい香りがしない。それを行きつけの花屋さんでぼやいたら、やはり、この夏の猛暑で、花の生産農家の人たちも苦労されていて、水をやっても追っつかず、花はともかく葉が枯れて売り物にならず、香りも弱いのだそうな。だから市場でも花が少なく、値段も高くなりがちだって。やっぱりなあ。なるほどなあ。

その花屋さんで、紫とピンクのスターチスを買ってきた。どことなく澄んだきれいな色で、庭の花とはちがう華やかさがある。

夕方、買い物に行ったついでに文具店をのぞいて見たら、来年の手帳はぼちぼち出ていたが、いまひとつ、そそられるものがなかった。今度、福岡に行ったときに東急ハンズでもチェックしてみるか。

私は大谷翔平選手を別にまったく嫌いではないし、とは言っても「重要で深刻なニュースを報道しないで、彼の活躍ばかり流すテレビは何だ」と怒っている人たちの気持ちもそれなりにわかるし、みたいな感じなのだが、ただ、彼がひじを痛めてしばらくは投げられないと知ったとき、とっさに思ったのは、「大相撲も今やってないし、高校野球も終わったし、これで大谷選手もそんな風だったら、テレビ局やワイドショーやマスメディアは、汚染水流しや防衛費増額や自民党の木原議員の疑惑やマイナンバーやインボイスやジャニーズのセクハラに触れないでおくための題材が、もうないんじゃないか」という、NHK国営放送の立場に立った変な心配だった(笑)。ほんとに、直感的に「あー、困るだろうなあ、どうするんだろ」と本能的に同情した。たしかに、そのくらい、わりとまだまともなラジオ放送でも、スポーツ関連のニュース、それも皆が快く感じて、他の怒りを忘れそうな、大谷選手の活躍に代表されるような話題がやたらにとりあげられていた。今度は何を、ぼろかくしに使うんだろう。

ところで、その大谷選手が千賀投手に打ち勝ったというニュースを見て、初めて知ったが千賀投手はいつの間にか、もう十勝もしてたんかい。メジャーリーグってよっぽどフォークが打てないんだろうか。

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カツジ猫