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桜とタケノコ

福岡教育大学のキャンパスは立入禁止になったようです。「禁足令ですね」のコメントをつけて、講座の非常勤担当の先生からお知らせのメールがありました。
私は何にも知らないで、その前日か何かに生協に注文していた本を受け取りに行ったのですが、すでにキャンパスに人影はほとんどなく、どこか奇妙に緊迫した空気が漂っていました。本当に空気感って存在するのですね。お天気で桜は満開なのに。

教育大学は斜面に建っている大学なので、坂が多く、桜がひときわきれいに映えるのです。思わず車を停めて写真を撮りましたが、怪しい人に見えたかもしれません。それにしても、原発事故後の福島もそうでしたが、人に見られない場所で咲き誇る桜というのは、何やら悲しい凄みがあります。
実物のみごとさには遠く及びませんが、写真をお楽しみ下さい。

ついでに、こちらは、先日田舎に帰ったとき、途中の川沿いの小さなパン屋で、店先に売ってあったタケノコ。「今朝、息子が掘ってきました」とのことで、見るからにぷりぷりぴちぴちした新鮮さにひかれて、つい買ってしまいました。料理する時間もないので、お土産に人にさしあげたのですが、料理したおすそわけをいただいて、おいしかったです。

世の中の動きについては、どうぞツイッターのリンクのいろいろをごらん下さい。政府の混乱ぶりはすごいですが、これが、何しろ初めてのことでとか、国民のことを思うあまりにとかいうのが原因だったら、腹は立つけどまだ目をつぶる余地がある。とことん、自分のことしか考えず、自分にとって都合のいい人のことしか考えないゆえの、トップの混乱だということが、もう細部まで行き届いて見えすくから、そこが一番絶望的なんてものじゃない。

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カツジ猫