樹木たちの逆襲
去年の庭造りのとき、庭のユキヤナギやらロウバイやら、思いっきり刈り込んで、ここまでつんつんに丸坊主にしたら、さすがに枯れるかとちょっとびびっていた。
そうしたらまあ、樹木って、ものにも場所にもよるんだろうけど、切られると刺激を受けるのかリフレッシュするのかリベンジに燃えるのか、そこのところは知らんけど、ものすごい勢いで新芽が出て枝が伸びて、前以上にものすごい勢いで栄えている。上はユキヤナギ、下はロウバイ。恐いよほんとに。下の方に植えていた花なんか、もう全滅しそう。どうしたらよかろう。もうちょっと切っておくかな。
これ以外にサカキやサンショウやキンモクセイやルリマツリやサルスベリなど、切りまくった木々すべてが妙に元気よく再生している。唯一、桜はどうもだめのようだ。本当に枯れてしまったら、次の桜は植えないで、柿の種でも埋めておこうかと思う。桜はきれいで、あこがれるけど、管理がなかなか難しそうだ。
梅の木も結局剪定しそこなって放置しているのだが、やっぱり枝を少し切った方がいいのかな。
先日の沖縄の歌、別のバージョンのも見つけました。
声とかはこっちは新しすぎるけど(歌詞もちょこっとまちがえてるしさ)、映像はこの方が参考になるかな。コメント欄で「共感賛成するけどセンスが古すぎる」みたいな書き込みがあるのにも笑った。たしかにそうなのだが、私はなつかしいというだけじゃなく、このレトロ感が逆におしゃれな気もするんだけど。
「わが青春つきるとも」って、この映画も、家の前の掲示板にポスター貼ってたけど、今日が上映日だったのね。しょうもない文句がある、と書いてそれきりにしてたので、宿題じゃないけど、気に入らない理由を書いときますと、タイトルがね、「わが青春に悔いなし」と「わが命つきるとも」とどちらも(特に後者は)私の好きな名画を切り貼りしてパクったような、こういう題名って、私、出来や内容以前に一気に脱力して、関わる気が失せるのよ。「家なき子」とか「人間失格」とか、まんままるごとタイトル盗んだ作品なんてもう言わずもがな。というか、そういう命名考える人の感覚というのが、逆立ちしてもわからない。
江戸時代の歌舞伎は役者の力が強かったから、作者がいくら心血を注いだ表現でせりふや筋書きを書いても、そんなのじゃんじゃん変えられてしまうのが常だったらしい。だから作者は絶対に変更されない題名に凝りに凝って工夫をこらし、独自の表現をしようとしたそうだ。それを思うと、ますますそういう、二番煎じタイトルが情けなくおぞましく思えてきてしまう。