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汚染水も真っ青の汚染度

朝から気分を悪くして申し訳ありませんが、珍しくヤフーニュースで放射能汚染水の問題が出てると思ったら、その下にぶら下がってるコメントがすさまじすぎて、笑ってしまった。

組織的な書き込みもあるのだろうが、こうやって放射能被害への無視が隣国への敵意といっしょに増幅されて行くのね。まったく正気の沙汰じゃない。
書かれていることばの下品さと情けなさ。もう何が起こってもおかしくないレベルだよ。たとえやらせで書いているにしても、こんなこと書ける人間がこれだけ増えている現状じゃ。

こういうことを背景に、あの元環境相のすっとぼけた書き込みも出てくるんだなと変に納得してしまった。

子どものころにけっこう好きだった「サイラス・マーナー」の文庫本の新しいのがあったので、つい買って来て、ゆうべベッドでひっくり返って読んでたらそのまま寝てしまい、起きたら枕に伏せた本の上にカツジ猫が寝ていた。やれやれ。

この文庫本、文字が大きいし、新訳の工夫もいろいろあって、人物がそれなりに田舎っぽくなってるのが面白い。故郷の家の座敷の床の間に座り込んで(そこが私の読書コーナーだった)、エピーとマーナーの楽しい毎日を堪能してたのを思い出す。
当時は私は幼いエピーの年令に近かった。本の中で彼女に追い越された。今は現実の私がマーナーを追い越している。私が「文学は役にたちますか?」の中の「年齢の問題」で、書いた件ですね。

昨日の夕方、お隣のご主人にも手伝ってもらって、実家の庭の柿の種を去年植えて芽が出ていたのを、やっと地面に植えた。根付くかしらん。育つといいけど。

黄金色の彼岸花はもうしおれてしまった。この写真は全盛期の姿です。

 

 

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カツジ猫