海外ドラマざんまい。
◇「デスパレートな妻たち」のファイナルシーズンと、「ワンス・アポン・ア・タイム」の続きと、新しいDVDがレンタルになったので、ほいほいと借りて来て見てる。どっちもなかなか面白い。またゆっくり書くけども、「ワンス・アポン・ア・タイム」の女性たちの強さと男性陣の弱さは笑っちゃうほどで、しかも、よく考えたらもともとのおとぎ話もけっこうそうなんだよなー。白馬に乗った王子さまなんて、最後に現れてキスするとか、靴ひろって探し回るとか、あんまりやることないんだよもともと。悪い魔女だの、いい仙女だの、親切なおばあさんだの、がんばるヒロインだのの忙しさに比べたら(笑)。
それにしても、白雪姫のお相手のチャーミング王子は第一回から何だかヒロインみたような王子さまだと思ってたが、回を追うにつれてどんどんヒロイン度が増してくから、あれは制作者たちは確信犯だったんだな。
◇「デスパレートな妻たち」も、最後まで面白かった。でもまあ、「ワンス・アポン・ア・タイム」もそうなんだけど、海外ドラマって、ミクロのピンポイントで、的確な役者を使うよなー。よっぽど実力派の俳優がぞろぞろひかえてて、よりどりみどりなんだろうと、層の厚さに舌を巻く。
ファイナルシーズンのちょっと前から、リネットの夫のトムと恋仲になってた女性や、ブリーとつきあってた刑事とか、もう外見がもともとそうなのか、演技のたまものかすらようわからんけど、微妙に見てるファンが「あの人とくっつくって、それどうなの?」といまひとつ共感できない雰囲気をみごとに、かもしだしてる。トムの恋人の女性はみょーにこう頑丈でかさ高いし、刑事はどこかとっても二流っぽくって花がない。話の上では、そこそこどころじゃない魅力的な人に描かれてるので、「ミスキャストじゃないのー?」と見てて落ちつかなかったが、それもこれも、ぜーんぶ計算の上だったんだろーなー、すごい(笑)。
◇キャラママさん。
三毛猫のシナモンちゃん心配ですね。大したことのないよう祈ってます。