片づけ三昧。
◇昨日今日とクローゼットの片づけにせいを出していました。
ここは、叔母の大きなベッドをこの家に運びこむまでは、私は窓辺の棚に寝て寝室代わりにしていたところです。
上の棚にふとんを詰めこみすぎていたので、すっきり減らして少なくし、最初のように、寝ようと思えば寝られるようにしてみました。
家や部屋って人の好みもあるでしょうから何とも言えませんが、上の家の仏間にしても、このクローゼットにしても私にはものすごく落ちつく快適な空間で、うっとりします。窓からは、夜は道路の街灯がずっと遠くまで見えるし、昼は道の向こうの小さい木立の木々がゆれているのが見えて、もうこたえられません。
問題はカツジ猫が長い間にカーテンにおしっこをかけていたらしく(ここは、家の前をうろつく、よその猫たちに彼が自分を誇示する貴重な場所らしいのよね)、やっぱりかすかに臭うので、思いきって全部ひっぱいでクリーニングに出しました。10日ぐらいかかるみたいで、その間ここは外から丸見えだけど、それもかえって面白いかも。
かたづけた寝具類はどうやら上の家の押し入れにおさまりそうで、まあその内に処分するかもしれないけど、今のところはこれでいいことにする。
◇野球が終わったので、カーラジオで通常の番組をゆっくり聞けると思っていたのだが、何だかつまらなくて、つい消してしまう。原因は何かと考えると、女性のパーソナリティーやアナウンサーが少し代替わりしたようで、それはいいんだけど、どうしてか皆みごとに甘ったれた舌っ足らずな物言いで、男性アナに対してかわいいバカな女を売り物にしているのが、うざったい。
まあ好みもあるだろうから、そういうの好きな人もいるのかもしれないが、せめて、いろいろ、取り揃えとけよ。声や口調もだが、すべて自分の劣ってるところや至らぬところを、わざわざ前面に出しているようなのが聞いていて背筋がむずむずする。本当にこんなに無能なのか、有能なのを隠してこういう風にふるまってるのか、ほんとにいろいろ気持ちが悪い。
で、気がついたらいつも、ラジオをつけないで、しーんとした中でハンドルを握ってる。こうなったらもう大相撲が始まるのに期待するしかないかもな。
◇ひさびさにジムに行ってトレーニングしていると、壁面のテレビで、トランプとアベのしょーもないべたべたぶりが、だらだら流されているばかりで、そりゃこんなものを朝から晩まで見せられてたら、アベもトランプもまともに仕事してるように見えるだろうよ。でも、それは事実じゃないから、何というか生きている実感とは結びつかないから、そりゃ誰もが無気力になり無関心になるだろうさ。
世の中の動きと自分の実感と、得た情報と学んだ知識ががきっとかみあい、世の中や未来が見えたときに人はやる気にもなるし生きる力も生まれる。それが与えられないままだと、頭も心も歯車がさびついて機能しなくなる。私の心も若干そうしてさびつき始めていそうで危ない。気をつけないと。
◇カツジ猫はさっき何だかきげんが悪く、私の足にかみついて私から怒られると、ふてくされて庭に出て行きましたが、今また戻ってきて、にゃおにゃおとエサの催促をしています。クローゼットを整理して出てきた毛布を何枚か、ベッドの上に広げてやったので、お気にめすといいのだけどね。