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秋日和。

◇週末はえらく寒くなると聞いていたので、身構えていたのですが、たしかに気温は低かったようだけど、陽ざしが明るく、ぴりっと清々しいいい毎日で、仕事もはかどっています。クローゼットのカーテンをクリーニングに出したら、むきだしになった窓が逆に感じがよくて、もうこのままにしておこうかと思うぐらいです。むかーし、学生時代に借りていた、かつては密航船の監視所だったという、塔みたいな屋根のてっぺんの部屋をちょっと思い出すなあ。あそこにもカーテンはなかったのじゃなかったっけか。建物のすぐ下まで波がざばんざばんと打ち寄せていた博多湾の一角は、あっという間に埋め立てられて巨大な団地が出現し、そこの入居者の家から迷い出たのかどうかしたのかもしれない、お正月にやって来た白の多い立派なきじ猫が、私が自分で飼った最初の猫のおゆきさんでした。

◇寝る前に見る海外ドラマのDVDで、「エレメンタリー ホームズとワトスン」を見てるのですが、ゆうべの話は「バスカヴィル家の犬」をモチーフにしていて、いろいろ笑えました。
私は子どもの本で初めてホームズと会ったのが、この「バスカヴィル家の犬」で、いろいろ大好きな話です。もうひとつの現代ホームズものの「シャーロック」が、俳優さんたちは好きなのだけど、何だか気にくわなくなった理由の一つは、この話の現代版を、神秘的な英国の田舎から、無気味な廃液工場にして、その改変は非常に方向性がまちがってるだろと、超不満足不愉快になったことです(笑)。原作の何がどこが魅力的だったか、ちっともわかっておらんではないか。それとも廃液工場や公害問題は、もうロマンティックなホラーの舞台にしてもいいほど過去の遺物になりつつあるのかふざけんなみたいな。

「エレメンタリー」の方も別にものすごくうまくアレンジしてたわけでもないけれど、どっちにしたって原作は超えられないのだからそれはいいのもう。それより、被害者のバスカヴィル家のご当主の名前はもちろん、ステープルトンとかバリモアとかセルデンとか、原作の登場人物の名前をすべて使っていて、知らない人にはどうってことなく、知ってる人はにやにやするという、そしてその名前からの先入観がいろいろ裏切られるトリックで、知ってる人の方が損をするといういたずらが、何とも素敵でうれしかった。江戸の戯作の黄表紙風の楽しさでもある。

◇久々に、いろんなツイッターをリンクしておきます。
他にもすぐれた情報源はきっといくつもあるのでしょうが、私は一応これらをのぞいてワイドショーがわりにしています。
ワイドショーとちがってありがたいのは、たとえ選挙やその他の情勢がかなり緊迫している時でさえ、「アベ政治は許さない」という同じ立場の人たちなのにもかかわらず、内容がいろいろちがっているし、意見や論旨も決してひとつではないことです。それだけ、さまざまな立場の人がアベに対抗せざるを得なくなっているということなのでもあるでしょうが。

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