物置きに名前をつけた。

◇我ながらがんばって、田舎の家の物置きを片づけました。
なかなか居心地のいい空間になって、まだまだがらくたが多いですが、片づけに帰るのが楽しみになりそうです。
母家の方は人に貸しているので、トイレがないから、あまり長居はできませんが、まあ携帯トイレでも持って行っとけばいいのか。それも面白そうだし。

一時期白アリが入って、本をかなりだめにされました。それはもう修理したのですが、床や本棚の一部には食われた跡が残り、床もあちこち傷んできしみますが、それがまた、味があっていいんだよなあ。この古ぼけ感は金では買えない、出そうと思って出せるもんじゃない。と妙に満足しています（笑）。

せっかくだからと調子にのって、名前をつけることにしました。私は家に名前をつけるのがけっこう好きで、「グリーン・ゲイブルス」とか「トウェルヴ・オークス」とか「パティの家」とか、そういう感じで、自分の持ち家にはつい名前をつけて、札をかけたりしています。
この物置きの名は「桃遇庵」にしました。私や母が引き上げたあとも、一人で最後まで母家を守ってくれていた、しっかり者のきじ猫モモちゃんの名と、物置きのすぐ前にある梅の木の下で、迷いこんできた子猫のカツジに初対面した思い出とを合わせたネーミングです。
読まなくなった古い本をつめこんでおく場所なので、「桃遇庵図書室」にして、表札とかかけてもいいなあと思っています。

◇あまりにがんばり過ぎたので、絶対今日あたりから足腰が立たなくなるぐらい痛むだろうと思ってたのですが、特にそういうこともなく、無事なようです。ただ昨夜の帰りの高速では、さすがに時々眠くなり肝が冷えました。眠気がきざしたらすぐ休もうと思っているのに、そんな予感も何もなく突然意識が薄れるみたいな。私がどうなっても自業自得ですが、こんな車が走っているのは、他の走行車はたまったもんじゃないよなあ。今後の対策を何か考えておかないといけない。

私がそうして走っている間に日本シリーズではホークスが、何かぐしゃぐしゃな負け方をしたみたい。周囲の熱心なファンに怒られそうだから絶対に大きな声では言えませんが、こういう何だか間抜けなところが私はわりと好きなのだよなあ（笑）。

◇私が出かけて留守にするのが多かったせいで、カツジ猫は庭に出て、金網越しに隣家のご夫婦と親しくなってた模様です。今朝、お隣の奥さまが通りがかりに「カツジ君」と呼んだら、何とにゃああと返事して、いそいそ近づいて行ったのには驚きました。何だかキャラがちがうような気がするのだが。そう言えば最初に会ったころは、いじらしく甘えてたし、以前は呼んだらどこにいても、すぐに走って来てたね、たしか。