犯罪者の言い分
茂り始めた庭の木々の刈り込みをしようと思ってた矢先、ヒメエニシダに先を越された。伸びまくった枝の先に黄色い花が咲き出してしまった。その内満開になるんだろう。刈り込みはその後にするしかないけど、枝がぶっとくなってないかと心配だ。
こちらは初めてのカンナが開きました。もうちょっと次々開くと白いユリとコラボしてきれいなんだろうけどな。
バーベナはエントランスを占領しようとしているし、
桔梗は二輪目のつぼみがふくらんでいます。
この下のスレッドさ、「必読」と言われても、こちとらロシア語がわからないから読めないのだけど、要するに、こういう今さらスターリン礼賛か、と驚くような大衆向け愛国娯楽小説が、かなり前からロシアでは読まれはじめていたってことよね。そうか、やっぱりじわじわ来るんだ。
世の中の読書熱が下火なのが幸いしてか日本のライトノベルやファンタジーには、まだそういう方面の気配はびっくりするほどなくて、まともに健全なんだけど、ゆめゆめ油断はしちゃいけないってことよね。
このスレッドは必読。ロシアでは2010年代からスターリン賛美本やウクライナとの戦いを描く大衆向け娯楽小説が大量に出版されており、戦争への地ならしが行われていたらしい。ニコライ2世に転生してロシア革命を防ぎイギリスを撃破する「なろう系小説」のようなものまであるらしく、頭が痛くなる。 https://t.co/6zy7Loc5T7 pic.twitter.com/aqqyZ4cUrd
— 橋口幸生@著書「100案思考」「言葉ダイエット」発売中 (@yukio8494) June 12, 2022
そりゃまあ、日本の状況もまるっきり油断なんかできないけどさ…。
海外ドラマの「ハワイファイブオー」のDVDとか、ぼけっと見てると、まあこのドラマに限らず、やたらと普通に出て来る設定は無邪気な庶民に犯罪の片棒かつがせたり口を閉ざさせたりする時の犯罪者の脅し方って、「誰かにしゃべったら恐いぞ。何とかいう組織がいつも見張ってるから即殺されるぞ」って、まあ冷静に考えたら絶対あり得んだろう話で恐怖心をあおって金縛りにするんだよね。これって、今の政府やマスメディアの「中国恐いぞ北朝鮮恐いぞ、ぼんやりしてたらやられるぞ防衛しないと武器買わないと」と言いまくって刷り込んで恐怖で人を沈黙させるやり方に、基本的に実によく似てる。「他に方法は」「ちょっと待って」と立ち止まることを許さず、ろくすっぽ説明もしない。そっくりだよ。
そして黒田日銀総裁の「国民は値上げを受け入れている」発言、あれももういちいち説明しませんが、レイプ犯の言い分とまったく同じじゃないですか。
要するに、今の日本のトップの方々の物言いって、犯罪者の言い分そのままなんですよね。発想もどうせそうなんでしょう。そして、こんなこと書いたり言ったりしていたら、侮辱罪とか適用される世の中をきっとめざしているんでしょう。周到で悪辣な計画とかならまだいいけど(よくないけど)、本能的に自然に息するように、そういう方向での発想しか出て来ないんじゃないかと思うから、なおのこと救われない。参院選で自公政権を絶対勝たせちゃいけませんよ。きっと精神的な犯罪大国になる。