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猫ふんじゃった

夜中過ぎましたが、子猫の鳴き声はしません。母猫がそのへんをうろうろしていましたから、連れて行ったのだったらいいのですが。
家の前の掲示板に「庭に猫をおいて行った方へ。もうこれ以上一匹も私は飼う気はありません。かわいそうですが捨てました。甘えないで下さいね!」と書いた紙を貼りました。ついでに、九条の会その他のチラシを貼ってあったのは全部片づけ、窓に長年貼っていた「アベ政治を許さない」のポスターも取りました。まあ勝手に悪い印象を持たれる方もあるかと思って。姑息と言えば姑息ですが(笑)、もういいんです、何もかも。

そんなこんなで、ごはんを子猫たちに持って行くのが遅れたもので、物置に行ったら、じゅんぺいもみなきちも、一目散に走って来て、足にまとわりつきました。小さいのがうろちょろするので、とうとうじゅんぺいの脚かしっぽを踏んでしまい、初めてフウウと怒られました。

あわてて抱いて小さな脚先を確認したけど、大したこともなかったようです。二匹ともミルクをむさぼるように飲み、エサをむしゃむしゃ食べて、あたりをかけまわり、巣箱や毛布の山に飛び上がったり飛び降りたり、私の膝に上って来たり、先が思いやられます。
その後私はテレビの前で寝てしまい、さっき下の家に戻って来たら、金網の中の棚に、猫のカツジが黙って座って待っていました。子猫の匂いには慣れたのか、もう怒りませんが、何だかかわいそうで、おさしみをおすそわけして、慰めてやりました。

明日は一日急ぎの仕事があるので、早いところ寝て早起きして全力投球しないと。

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カツジ猫