1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ある意味ものすごい展開

ある意味ものすごい展開

買い物から帰ったら、子猫の鳴く声がする。あれ?と思って庭に出てみたら、ついこの間買ったばかりの新しい「てみ」(草を集めるやつね)を庭の隅においていたのをひっくりかえして、その中に目も開かない子猫が一匹入れてありました。

伏せて、箱の間に立てていた「てみ」を引っ張り出して、ひっくりかえして、中に子猫を入れて行く、天才的な母親猫がいる可能性も否定しませんが、どう見ても人間が入れて行ったとしか思えない。

先日雨の中必死で子猫をくわえて移動させている母猫も見ましたから、どこかに子猫もいるはずで、それで見つけて困ったどなたかが、私が庭にいた子猫を引き取って育てているという話を聞いて、じゃああそこに置けば何とかしてくれるかも、と思われたのかもしれません。

これまで、こういうことは何回かあって、そのたびに私は情け容赦なく、即、子猫を遠くに持って行って捨てました。
そんなことを私にさせて、自分は親切なつもりでいる、捨てた人を恨めよと、子猫に言い聞かせながら。

今回もそうしました。まだ母猫が近くにいるかもしれないから、道路の向こうの藪の中に置いておきました。猫であれ人であれ、持って来た子猫を、もう一匹も私は家に入れる気もエサをやる気もありません。
本当は、バケツに水張って自分の手で沈めて殺すべきでしょうが、そこまでのサービスはする気はありません。

それにしても「あの人なら何とかしてくれるだろう」と、人を頼って過信して滅ぼすまでやめない人たちの浅ましさって、ほんとに背筋が寒くなります。いろんな意味で、最低よね。

Twitter Facebook
カツジ猫