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目の保養

朝からあれこれ、さまざまにちがった仕事を、あれこれいろいろしすぎて、夕方になると朝から十年もたったような気分になる(笑)。
今朝は思いきって北九州市立美術館に印象派の絵画展を見に行った。予定がたてこんでいて厳しかったのだが、以前その内ゆっくりと思っていてターナー展を見逃した痛恨の記憶があるので、そろそろ行っておかないとと思ったのだ。私はコローやクールベが好きなので、他の作家のも目に優しく楽しめた。ただ、今のような生活をしていると、ああいう森や茂みの絵を見ると、刈り込みたくてしかたがなくなるのが困る。

館内のカフェでランチを食べた。窓際の席が空いていて、絶景が楽しめた。駐車場に停まっている私の黄色い車もよく見えた。

ただ、あの美術館、申し分なく美しいのに、高齢者や障害者に限らないが足弱の人には本当に優しくない建物だ。おしゃれで素敵と若い時なら思っただろうが、今はもうそれどころではなく、とにかくやたら階段が多いという印象しかない。エレベーターがどっかにあるのかもしれないが、駐車場から行く場所がわからないし、エスカレーターは上りだけ。あのさ、それも年をとったらわかることだが、階段は上りより、むしろ下りが恐いのよ。せめてどこかにスロープでもつけてくれないかなあ。坂道と階段はまったくちがうんだから。

明日は雨が降ると天気予報は言っているけどほんとかな。このごろでは、私もお隣の家も朝夕二回、庭に水まきをしている。でないと植木も枯れそうだ。
そのお隣の家との境に、ゴーヤが茂ってフェンスがみごとな緑のカーテンになっている。いるだけいつでも実を取って下さいとおっしゃるので、葉っぱの陰にいくつも見えているのをちぎろうかと思うのだが、冷蔵庫の中にもまだ二つほどある。明日にでも肉と玉子で一気に炒めてやろう。

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カツジ猫