眠り姫

最近もう、風呂に入っても食事をしても疲労回復どころか疲れてしまって、死んだように数時間寝てしまったりする。人と会っても買い物に行っても以下同文。

何だか目が少しはれぼったくて痛痒いので、大したこともないと思うが目医者に行ってみようかしらん。病院での待ち時間はそこそこ長いのだが、結局そこが一番心おきなく良心のとがめもなく休憩できるのよね。
昔、若いころ、今どころではない本当に超絶忙しかったとき、歯医者で治療中に歯を削られながら居眠りしたことがあった。少々痛くて不愉快でも、何もしないでいていいのが、けっこう快適だったりした（笑）。あれに匹敵するかもな。今の私の状態は。体力の衰えは別として。

人間だけでなく、家もそろそろくたびれて来たのか、十年間元気に働いていた玄関前のライトがつかなくなった。電器屋さんを呼んでもいいが、電球を替えるだけだったら気の毒と思って、脚立にのぼってねじまわしでガラスを外して電球を持って行ったら、もう器具から全部替えるしかなさそうだとのことで、一度見に来てもらうことにした。自分で電球外したけど、若干足元が危なかったという話をすると、他のお客さんでそういうようなことしていて、どこかから落ちて足を折って手術した人とかもいるから、どうぞやめて下さい、呼んでくれたらすぐ行きますからと言われた。そう言えば近所のおじいさんも樋の修繕か何かしていて、落ちて身体を悪くしたのだよなたしか。よっぽど気をつけておかないと私も危ない。

もっとも、玄関先で落っこちて倒れていたら、最低新聞配達の人か郵便屋さんか、誰かがその内見つけてはくれるわな。家の中で何かあったら、それこそもうお手上げだ。高いところによじのぼって家事をするのは、そろそろやめておかないと。

写真は私が外した門灯のガラス。どうせ器具のとりかえで捨てられちゃうだろうから、記念に撮っておきました（笑）。