1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. 矢でも鉄砲でも持って来い

矢でも鉄砲でも持って来い

タイトルみたいな気分で勢いづいて、小雨の中、れんがをせっせと運んでいたら、急に背中と脇腹が痛くなって、休憩中。アスリートではあるまいしと自分でも思うが、この痛さはちょっと休んだら治るものかな。それとも家で寝とけっていう天のお告げだろうか。まあ、家の中での仕事も山ほどあるから、とりあえず風呂に入ってごはんでも食べよう。

昨日、久しぶりにウグイスの声を聞いた。今年は一度聞いたきりだったので、うれしくて耳を傾けていた。でも毎年来ていた、すごく上手な鳴き声の鳥ではなくて、最後が「ホケッ!」で終わっていた。前の鳥はこれが最後まで「ホケキョウ!」ときっちりしめるのが快かったのだが、今ごろどこで鳴いてるんだろう。

今度のやつは、その代わり前半の「ホーホケ」の部分をいやにひっぱって伸ばして、すこし色をつけて聞かせる。「ホオオウーウウ~ケキョッ」という感じ。きっと前半が得意だから最後は息切れするんだろう。
 でも、その鳥も、それっきり鳴かない。昨日も今日も何だか淋しい。

れんがは奥庭全体をしきつめるには微妙に足りないかもしれない。足りるかもしれない。それもあって、早く運んでしまいたいのだが。
 これが一段落したら、表庭のアジサイの周囲の草を少しきれいにしておかないと。昨日回覧板を持って行った先の奥さまが、「アジサイがきれいだから、ひと枝わけてくれないだろうか」と遠慮がちにたのまれた。挿し木になさるのだろうから、「もういくらでも、ご自由に入って取って行って下さい」と申し上げたのだが、考えてみるとアジサイの周囲は草ぼうぼうで、足でもとられて転びでもなさったら大変なことになる。ちゃんとしておかないといけない。いっそ、こちらが切って持って行ったらいいのかもしれないけど、どうしたもんかな。

と書いてから数時間。大事をとって入浴し、サロンパスを背中に貼ってしばらく休んでから、天気もよくなったので、また少しずつれんがを運んだ。表庭のあちこちに余って積み上げてあったのを、ほぼ全部移して、ぎりぎり何とか、敷きたかったあたりはカバーできた。
今日もまたソフトバンクホークスと西武ライオンズが接戦をしていて九回裏で西武が二点リードしていたから、これはもう勝つだろうと思いながら、庭に出てれんがを運んで、疲れたから休憩しようと戻って来たら、つけっぱなしていたテレビでホークスの柳田選手がヒーローインタビューを受けていて、猫がそれをながめていた。何があったのかさっぱりわからず混乱したが、どうやら最後の最後でまたホークスが逆転勝ちしたらしい。それ(同一チームに三連続でサヨナラ勝ち)も何だか珍しい記録になったようだ。ほんともう、いい趣味じゃないが、西武ファンの気持ちが心配になってネットをのぞいたら、果たしてファンがぼやいていて、もう西武のファンでいると身が持たない心が折れると嘆く人に対して、別の人が、藤井聡太のファンになったらいい、八割は勝利するから心が休まるだろうとアドバイスしていた。

まあとにかく、奥庭はれんがをあらかた敷き終わった。これでまめに草を取っていれば何とか管理はできるだろう。自己満足かたがた、同じような写真を並べてごめんなさい。昨日の写真と見比べて下さったら、私の今日の働きぶりがおわかりかと。

ちなみに、この鉢の中にあふれてバラを圧迫しているのはユリなんですよ。これまた咲き出したらどーなることやら。

そうだ、背中と脇腹の痛みは、どうやら一段落しました。よかった~!
 よかったと言えば、自民と維新が敗北した三つの補欠選挙は、いろんな意味でいい結果を見せていて、朝のワイドショーでは田崎史郎が珍しく神妙に自民の危機を語っていた。しかし、これで九月まで首相は解散はしないだろう(できないだろう)とのことで、その間にまた閣議決定で、できるっかぎり悪いことをするんだろうと、それはそれで、つくづく恐い。

Twitter Facebook
カツジ猫