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破壊神のように

夕方から庭の木を切りまくりました。
目星をつけた一本だけを切るつもりだったのが、ついはまってしまい、のびすぎた金木犀の垣根も切って切って切りまくり、破壊の楽しさをたっぷり味わいました。
ノコギリの使い方も自己流ながらすっかり慣れて、これならいつでも死体ぐらいは解体できそう。

ビフォーアフターの写真を撮るつもりでしたが、暗くなってそれどころではなく、まさか蛇はいないにしても、虫やとげや、その他危険なものも見えなくなっては困ると、あと少しのところでやめました。
猫のカツジは久しぶりにおさしみのおすそわけで満足し、子猫たちは、いつもの倍与えていたエサを食べあげていた上に、ミルクももらってごきげんで、おばあさん猫のグレイスは、ドライフードをもらっているし、結局九時過ぎまでごはんにありつけなかったのは、かわいそうな私だけでした。
びっしょりかいた汗も乾いてしまったけど、今からお風呂に入って寝ます。

ちなみに、ワルな子猫たちは、隣のアトリエとの境目の格子戸に私が作っていたバリケードを突破できなくて、子猫部屋におさまっていました。ほほほ、やったぜ。しかしまあ、これがいつまで続くかな。いずれはアトリエに入るものとして対策を考えていた方がよさそうです。

コロナ以後の世の中はまだよく見えず、医療対策や都知事選についても、私がふだん信頼しているいろんな人の意見もさまざま分かれていて、まあそれも健全なことだとは思うけど、そろそろ私も少しまた、頭を整理しておかなくてはいけないかな。

この写真の、子猫たちの後ろに写っているのが、キジ猫じゅんぺいが登るのに成功した窓わく。下のコンクリート壁と白壁の境に手をかけてぶらさがっといて、どうかこうかして、そのまま窓枠に手をのばしてよじのぼるのです。じゅんぺいが戦っていた小さな錠前が窓枠にまだのっていますが、さっき見たら、もうちゃんと下に落っことしてありました。

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カツジ猫