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一進一退

とんでもない猛暑です。子猫部屋は一応風が通るようにはしてあるのですが、大丈夫かどうか時々見に行っています。暑いっちゃあ暑いですが、二匹(じゅんぺいとみなきち)は元気に過ごしているようで、まあ床が大理石でひんやりしているので、いざとなったら、あそこに寝そべっておけばいいか。

今朝行って見たら、部屋のすみの、草刈りばさみやノコギリなど刃物類が入っていて、これは片づけなければと思っていたバケツの中に二匹で入って遊んでいました。もう知らないわ、勝手にして。
しかもじゅんぺいは、部屋のすみの、砂がたまっていた床の上をトイレにしようとしていて、もう何回か用を足した模様。大慌てで掃除して、上にトイレの箱を置きましたが、例によって、その作業中にまつわりまくるので、とうとう、「だめっ」とひっぱたき、つかんで放りのけるという暴挙に出ました。そうしたら、やつはまったくこりないどころか、うれしがって、最近ちょっとそっけなかったのが、妙にべたべた甘えたがって、あおむけになってじゃれまくり、体罰肯定論者が聞いたらさぞかし喜ぶような反応をしくさりました。

さすがに二匹でとっくみあって遊び慣れているせいか、つめや歯の使い方を完全にマスターしていて、甘噛みしかしないテクニシャンです。やたらとかみつくカツジ猫より、よっぽどマナーをマスターしている。
こんなに飼いやすいのだから、早く誰かにもらわれるといいのですが。「あなたが自分で飼う気でしょ」といろんな人に言われるのにもそろそろ少々うんざりして来ていて、私の性格では、そんなこと言われつづけると、本気で突然、どこかに持って行って捨てかねないのが自分で恐い。政治活動もそうでしたが、楽しそうにやってると、人はこちらのぎりぎり状態に案外気づかないものなんですね。それでなくても、猫に注ぐ私の愛情なんて、今はもうほとんど残っていないのも多分回りは気づいていない。ついでに言うと人間や人類に注ぐ愛情の方も、かなり残り少なくなってるぞ。

猛暑だけれど、風は強くて涼しい。こんな日は洗濯でもするしかないと、山ほど毛布を洗って干しました。洗濯物を抱えて行き来していたら、うっかり下の家のドアを開けた時に、カツジが出て来て、抱いて戻したら子猫の臭いのついた洗う前の毛布にくっつけてしまって、たちまちファアアと激怒されました。その後、またグレてクローゼットで寝ていましたが、さっき起きて来て、チュールを食べて、何とかごきげんが直ったようです。

写真は昨日私が刈り込んだ庭。昨日のと比べて見て下さい。何だかもう、いろんな人やものへの怒りに燃えて、切りまくってしまいました。腹を立てるとほんとに仕事がはかどるわ。
まだ見てくれが悪いですが、もう少し草を刈って整えて、花でも植えたら少しはましになるはずです。

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カツジ猫