私は思うのですけれど
◎じゅうばこさん
長文の感想お疲れさまでした。(笑)
あのDVDは、一人でも多くの人に見てほしいですね。
◎さっき、東京で個人タクシーをしている小学校時代の友人から突然電話がかかって来ました。別に選挙の話ではなかったのですが、結果的には選挙の話で盛り上がりました。何十年も会ったことがないのに、おおむね意見が一致して、投票する政党も同じになりそうなのが、おかしかったです。
◎内田樹さんの「下流志向」という本を読んだとき、自分はニートについて、そういう人を作ってはいけないと思うし、これ以上生れないようにしたいが、今すでにニートである人たちのことは守らなければならないという姿勢であると書いていて、それは決して偽善とか一貫しないということじゃないと強調していました。
非常に共感し納得したのは、皇室と自衛隊について、私がずっと考えて来たことも、これと似ていたからです。
◎私は自衛隊にも天皇制にも反対です。ない方がいいと思っています。それは、そこにいる人たち個人への反感や憎しみではありません。知っている人もいるし、好感を抱く人も多いです。ただ、その制度、その存在は私はあってほしくないです。
でも、現にその制度があって、そこに人間が存在しているからには、その人たちの人間としての尊厳や幸福を、私は全力で守らなければならないと思う。
憲法を変えて戦争できる国にすること、「命令を拒否すれば死刑か300年の懲役になる」ようなことをめざした国防軍に変えること、天皇を元首にすること、などが、いずれも、そこで生きている人たちを今よりいい状態にするとは、私にはどうしても思えません。その人たちのことを心から思って考えられたこととは、とても思えません。
◎ある意味、これらの人たちは、とても弱い立場にいるし、私も含めて人権を守るために戦おうとする人たちの目からはずれてしまいやすくもある。けれど、この人たちの命や心をないがしろにするということは、いずれ、早々に、私たちの命や権利もふみにじられることにつながるでしょう。
明日(今日ですね)の投票日で勝利して国民に信任されたと言えるようになったら、今の政権はただちに、このような方向に向かって走り出すのでしょう。そうなった時、自分に何ができるのだろうと、ずっと考えています。
ここを読んで下さっている方々は、立場も意見も本当にさまざまでしょうが、そういうさまざまな生き方が許されない世の中になるのだけは、何とかくいとめていただきたいです。
◎ところで明日は、平和大行進が、このあたりを通過するはずで、皆きっと選挙で忙しいから、参加者が少ないのではないかとちょっと心配。だからぜひ行こうと思っているのですが、参加時間と集合場所がわからない。(笑)ネットで調べてわかるかな~。いずれにせよ、この炎天下に歩くとなると、ちゃんと寝ておかないと。というわけで、今夜はこれで。