突然のいちご
台風はさほどのこともなく、どうにか雨もやんで、今は日がさしています。生乾きのまま取り入れて部屋で乾かしたバスタオルを、ちょっとでも日に当てようと外に出たら、勝手にひろがったイチゴのツルの先に、何と小さな実が一個。虫にかじられない前にと思わず急いでもぎって来ました。ちゃんとイチゴの匂いもします。今夜か明日かヨーグルトに載せて食べちゃろうかな。
やだもう。写真撮ったらキーボードの上にカツジ猫の毛が(笑)。
昨日も一昨日も風は相当強くて、買い物に出たら車がゆらゆらしてました。庭のバケツやダンボールが飛ばないように手っ取り早く、ブロックを一個ずつ放りこんでおいたのですが、効果があったか、飛ばされたものはなし。次の台風もどっかでうごめいているようだし、もうしばらくこのままにしておこうかしらん。
麻生太郎が台湾の人だってさぞさぞ迷惑にちがいない戦争準備の奨励みたいな発言をするのを筆頭に、河野太郎は狂気としか思えない執拗さで保険証廃止にしがみつくし、木原なんちゃらの殺人事件に関連する調査はうやむやだし、ジャニーズのレイプ問題は放置するつもりらしいし、フランス行きのおバカ旅行はあろうことか戒厳令もどきに口止めして忘れられるのを待つつもりらしいし、福島の汚染水について地元の漁業関係者と理解が深まっていると言った首相は「どうしてそう思われたかわからない」と代表者に言われるし、もうもうもう、どこを切り取っても切り取らなくても、自公政権を評価できる要素がかけらもないのにいっそ驚く。そうか、大阪万博のゴリ押しや、神宮外苑の伐採や、博物館のクラウドファンディングの件もあったな。私は小中高の教師をしたことはないのだが、学級崩壊の状況とはこういう感じかというぐらい、もう今の政府のていたらくには、どこに目をつけて、どこから手をつけたらいいのかさえわからない。
まあとりあえずさしあたりは、選挙まで生きのびて、共産党かれいわか社民党に投票しよう。
町田康の『ギケイキ』を一気読み。私がそもそも、この作者を知ったのは、源氏物語についてのいろんな人の短編集で、彼が光源氏の独白体で書いてた文章が、もう楽しくておかしくて、たちまち魅了されたのだが、タイプはちがえど、どこか似ている源義経の一人称のこの小説も最高だ。『口訳 古事記』と同様に、ちゃんと史実というか伝説をチェックし調査し、それを活かしているのもいいし、人や事情の解釈がいちいち抱腹絶倒で、しかも納得させられる。
義経が頼朝に会う直前で終わっているのは、当初からの予定か、未完成なのかわからないが、できたら絶対続きを書いてほしい。静御前や後白河法皇がどう描かれるのか、思っただけで興奮する。
カツジ猫?がちょっと書いてるように「くれよんしんちゃん」のアニメを少し見ています。好き嫌い以前にまったく関心も興味もなかったこのアニメを今さら見るにいたったのは、それなりにちょっと深い事情がありまして(笑)、その内説明いたしますので。
家の片づけは、やってると、いろんな計画が生まれて来て、もう楽しいけど死にそうよ~。超うまく行ったら、そろそろ本職の研究ともつながりそうなんだけど、もう何が何だかわかんない(笑)。とにかく、とにかく、前進します。