老婆たち
さすがはロシアというか、すごいおばあさまがいらっしゃるものだと感嘆していましたら、
プーチンに手紙を出したおばあさん···
私の名前はIrynaで、98歳です。 私はホロドモール(ウクライナの大飢饉:スターリンの集団虐殺)、ヒトラーとナチスドイツでも生き残りました。 私はまた、小人プーチンや彼のやつらより、長生きします。 ウクライナに栄光を。 pic.twitter.com/CqDHv6IKqg
— JeongWoo (@tenichi08) February 28, 2022
こちらの方はデモで、拘束されておられました。一瞬、同一人物かと思ってびびったのですが、こちらは七十七歳とのことで、別の方だとすると、それもそれですごい。
ロシアのサンクトペテルブルクで、レニングラード包囲網の生存者として知られるイェレナ・オシポワが反戦抗議デモで警察に拘束されました。 https://t.co/yr89ly83mk
— ☪常岡浩介☪元容疑者 (@shamilsh) March 2, 2022
ツルゲーネフの「猟人日記」か「散文詩」か忘れたけど、ベッドで死にかけている老婆が、神父があせって大急ぎで祈りを唱えていたら、不愉快そうに「間に合いますよ」と言って、枕の下に入れていたお布施(じゃないけど、何だろ。謝礼でもないし)を取ろうと手をさしこみながら死んだとかいう話で「いや、ロシア人は実に大した死に方をする」みたいに書かれてたのとか、「若き親衛隊」とか「戦争は女の顔をしていない」のコミック版とか、いろんな場面を断片的に思い浮かべている。
とっさにあこがれてしまうのもミーハーすぎて情けないし、この方々に元気づけられてしまうのも何だか情けないし、しかしまあ、私の祖母も、こんなんだった気もするよなあ。
だめだ、私はまだまだだ。修行がたりない。先は長い。