血も凍る

インドア派キャンパーさんや、きづのぶおさん、はるみさん、こたつぬこさんのツイッターで取り上げられてるが、年金関係の審査する職務にある人が、ネットでヘイトスピーチ書きまくってたというのも、つくづくすごい。
弱者や少数者への愛情も敬意もないという感性とか思考とかの問題もさることながら、いつものことだが、そういうことやってもばれないだろう、ばれてもクビにならないだろうと考えていたかもしれない（何も考えていなかったらそっちはそっちで問題だが）セキュリティ感覚のなさが救いがたい。
ついでに最後に言うならば、そんな書きこみする余裕があるなんて、役所の仕事はよっぽどヒマなのかい。家でも家事とかしないんかい。何となく個人的にはそれに一番腹が立つ。定年後の年金生活でわりと自由なはずの私でさえ、家事や雑事でブログ書く時間さえなかなか見つけられないっちゅうのに。

今朝カーラジオで国会中継を聞いてたら首相が、今は就職率も雇用も上向きで上々、失業率もゼロに近くて、ただこれを個人が実感として感じていないのが問題だからそこを何とかしなくちゃいけないと、いけしゃあしゃあと言っていた。どこの星の話なんだか。

この前、町に行ったとき、バスの隣の席のおじさんが、変な咳をしてたので、風邪が伝染らなきゃいいがと思ってたが、そのせいかただの疲れか、ちょっと体調が怪しい。大事をとって、ジムにも買い物にも行かず、家でしょぼしょぼ片づけをしている。もう十年近く整理してなかった、ナイフやフォークやスプーンを仕分けしてみたら、何だかもう似たようなのが入り交ざってものすごいことになってる。人にあげるか寄付するかした方がいいんだろうけど、自分が手元に持っておくのが、どの程度必要なのかがよくわからない。まあしかし、どう考えても大きな長い肉用ナイフの七本セットなんていらんだろうなあ。結局一本だけのばらばらのフォークやスプーンもそこそこあって、ひょっとしたら、もうひとかたまりかふたかたまり、どこかにしまってあるんじゃないかという、恐ろしい予測に悩まされている。

海外ドラマの「グッド・ワイフ」、ヒロインの事務所からの独立騒ぎで、いろいろものすごいことになってる。昨日どころかさっきまでの盟友で同志だった仲間が一気に敵対関係になり、竜虎あいうつ様が見ていて血が凍る。心をずたずたにされながらも、瞬時に果敢に対策を考えて攻撃し合うさまは、いやもう弱者や愚者は生きられない世界だと痛感する。その中にもルールがあって法があって、それを利用し、かいくぐりながら戦うのが、命のやりとりはないものの、実際の戦場と共通する。