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被災地の動物救援

◎カツジ猫が数日前に、紹介してくれている、「みなしご救援隊」という、被災地の動物救援などの活動をしている団体のブログがあります。

http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/

ここの、1月1日の「新年最初のご報告」という記事をお読みになればわかりますが、現在警戒区域などから、連れ出して救い出していい動物は猫や犬などの小動物だけで、馬や牛などの大型の動物は救い出すことが禁止されています。

だから、警戒区域で放置された牛や豚が自由に歩き回っている映像を、ごらんになった方もあるかと思います。
しかし、大型小型の区別はどこでつけるのか、ペットの豚というのもいるはずだが、とかいろいろ気にはなりますよね。
そしてまた、牛たちのような家畜も当然皆救い出すべきだと考え、そのような活動をしている方もおられます。

が、それは今少しおいておくとしても、この「みなしご救援隊」元旦の記事にもあるように、明らかにペットとして扱われていた小型の馬も、法律を守るかぎり、連れだすことは許されず、その結果、ひずめがのびてオランダの木靴のように、そりかえり、歩くことも困難になったりするわけです。

この馬は、今は幸せです。悲惨な話はきらいな方もどうぞ安心して、この記事をお読みください。
代表者の方が、あえて、この話を公開されたのも、きっと同様の例が他にも多くあり、何とかしなければいけない状態であることを、広く知ってほしいと思われたからでしょう。

「私が今していることはすべて、法律違反です」と国会で断言した、被災地での献身的な活動をした学者がいたことは、皆さんもご記憶と思います。この方の行動も発言も、大きな支持を得た結果、誰からもどこからも、とがめられることはありませんでした。

私は、この小型馬の記事に深く心を打たれ、友人知人にクチコミでは話していましたが、上記の学者のような姿勢や発言を、批判攻撃するような人も、もしかしたら、世の中にいるかもしれないと思ったので、ご迷惑をかけてはいけないと、自分のブログ(この「板坂耀子研究室」)では詳しい内容を書きませんでした。

しかし、「みなしご救援隊」ブログの昨日の記事の最後の方で、代表者の方が書いていることを読んで、これはやはり、少しでも多くの人に、この現状を知っていただいた方がいいと思うようになりました。

どうぞ、「ポニーのマリーちゃん」の話をお読みになって、たくさんの方に話してあげて下さい。
大型の動物は連れだせないという制約の中で、何が起こっているかを私たちは知っておかないといけないと思います。

◎今日は近くの神社とお寺に、遅めの初詣に行ってきました。お寺の大きな梅の木は、つぼみがふくらみ始めているのか、全体がうっすらピンクに見えました。境内の店で甘酒を飲みながら聞いたところでは、見ごろは2月の初めとか。2月末には桜も咲くので、全山、花でいっぱいになるようですが、梅は少し白っぽくなるそうです。二回行けってことかな~。まあ、近いですし、それもいいか。

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カツジ猫