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見えない敵。

◇カツジ猫が、あまりにも気持ちよさそうにベッドの上でこんこんと寝こけているので、通り過ぎるたびに思わずむふふと笑ってしまう。今日はうすら寒く雨模様だが、庭の草木にはちょうどいいだろう。

しかしネットでは、埼玉の虐待事件に続いて、福岡でもその他でも次々に猫の虐待事件が明らかになり、うっとうしいが、ひとつずつ、まめに対応して行くしかないだろう。

◇その対応のひとつってことでもないが、学生たちへのサービスもかねて、「壺石文」という江戸時代の紀行の一部の、動物虐待をしていた男が、どえらいひどい目にあう話というのを原文でアップしてみることにした。今日中には一部分でもあげますので、まあ期待しておいて下さい(笑)。

◇朝の7時から近くの駅で、共産党のしんどめ候補が宣伝をするというので行ってみて、30分ほどビラ配りの手伝いをしてきた。私はこういう時に集まる人の顔をそんなに覚えていないのだが、共産党の人が多くて、それ以外の人があまりいないようなのが気になった。福岡4区はアベ政治に反対する候補はしんどめさんしかいないのに、他の野党や市民団体はどこかで支援とかしているのかな。共産党の人たちがまた、愚痴を言わずに孤独に戦うのに慣れているもんだから、自分たちだけでがんばってしまってるんじゃないかと、それも気になる。この際野党でも右翼でも猫の手でも何でも、協力してくれるものは使い倒さなくてはと思うのだが、ほんとにある意味欲がないよなあ。

私は何かプラカードを持って行こうと手持ちのものを探したが、「アベ政治を許さない」も小池都知事とアベとを並べて「同類」と大書してるのも、なんかもう今さら落ち目の人を相手にしているようで、いまいちぴたっと来ないから、肉球新党の猫の顔のついた戦争法反対のプラカードを持って行った。でも、そのことが象徴しているように、街中で演説するのが恐くて街頭宣伝の予定も発表せず、田んぼの中でしゃべってるようなアベだの、週刊誌からめった打ちされはじめた小池都知事だのよりも、今一番大きな敵は、こういうぐちゃぐちゃの政治状況にうんざりして、無関心無気力になりかけている人たちの気持ちじゃないかなと思ってしまう。

共産党や市民連合や私などにとっては、ここ数か月のできごとは、ものすごくわかりやすくてすっきりしているのだが、ほとんどの人はそうではなくて、何だかアベにはうんざりしたし、やめてほしいけど、それでカッコよく登場してきた小池都知事もだめみたいで、まあ民進党かと思っていたら、それも消えてなくなるし、はしごを次々はずされてもういややめたと登校拒否みたいな気分になるのじゃないかと思う。そこの気分の差を何とか埋めないと、それこそ日本にとって危機だ。
そのへんのことも少し考えて、書いてみたいと思っている。

何しろ毎日新聞が今朝の朝刊見ると、また選挙の記事などまったくなくて、どうでもいいような話を第一面に持ってきて、死んだふり始めたもんな。あまりよい兆候ではない。

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カツジ猫