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連立解消

明日お客さんが見えるのだけど、それまでに部屋の中が、人を入れられるほど片づくのかしら。まったくもって心もとない。
 とか言いながら、そのお客さんがごらんになるはずもない、奥庭のバラの鉢に、よろよろしながら、土を運んで補充し、肥料をやった。伸びっぱなしにしていたユリの枯れた茎もかなり切ってさっぱりさせた。
 それでもう、今朝のパワーは尽きたので、ベッドに寝転がって死んでいる(笑)。

石田首相の戦後八十年談話は時間がなくてまだ見ていないが、まっとうな内容らしい。夜までには目を通したい。高市氏たちは、これを出すなとかなり騒いでおられたようだが、そんなに過激な内容を予想しておられたのかしら。

公明党が自民党と連立の解消をしたということで、これまたワイドショーが大騒ぎしている。こっちもちゃんと聞いても見てもないから、大ざっぱなことしかわからないが、どうやら、「高市氏はボロボロになった自民党の再建、立て直しを、過激な保守層を固めるという方向で考えたらしいが、そうなると今度は、そっちの方向にはついていけない層が離反するわけで、公明党もそのひとつだ」ということらしい。これはまあ、その通りと言っていいのじゃないかと思う。

ただ私がずっと考えている、「創価学会が中心の公明党と、統一教会べったりの高市氏たちが組めるはずがないやんけ、どう考えても」ということには誰もふれないね。そもそも、統一教会の存在や高市氏らとの密接さに、マスメディアがまったくふれないのも、かなり問題だと思うのだけど。

ところで、私もしつこいですが、高市氏のものの言い方の下手さ加減はあいかわらずだ。公明党の方は、連立解消について「政治と金の問題については、石田首相ともずっと話し合いを重ねて来た。だがどうしても自民党がこちらの望むような対策をしなかった。それが今回、高市氏になっても変わらず、もうこれはしかたがないと判断したわけで、別に高市氏がどうとかいうことではない」と述べた。そうじゃないだろ(何でも高市氏の選んだ閣僚の大半は、公明党の嫌いな人ばっかりだそうで。知らんけど)とは思っても、一応すきも、そつもない解答だ。

それに対して高市氏は開口一番「一方的に連立解消を申し渡された」とか言ってて、みもふたもない上に、そんなわけもあるまい、どうせまた「雑な嘘」だろとしか感じられない。
 どういうか、「ものの言い方を知らない」ということに尽きる。その上に「正直でも正確でもない」んだから、珍しい(笑)。普通、ものの言い方を知らない人の発言は、少なくとも正直で正確なことが多いんだけどね。
 引き合いに出されるのも迷惑だろうが、いまどきワイドショーに出て来る若いタレントや、アスリートの会見などの発言の方が、よっぽど各方面に配慮して行き届いて整っている。
 私が心配するようなこっちゃないが、ほんとに大丈夫なのか、こんなかたが総裁で、自民党は。私は悲観論者だから、何がどうすったもんだしても結局は最悪か、その次ぐらいの状況におさまるんだろうという気もするが、それならばなお、こっちにとっても、ひとごとではない。思いやられるし、いやになる。

まあせめて、石田首相がいてくれてよかったよ。一応まともな指導者の姿というのが、一時期でも具体的に目で見られたのは、それなりの印象や影響を、人の記憶に残すだろう。

いよいよ最後か、と思っていると数日おきに思いがけず咲く朝顔。今朝は、鮮やかなブルーだった。

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カツジ猫