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選挙は人気投票じゃない

選挙というのは、候補者たちが自分の主張や方針を述べ、たがいのちがいについて議論し、疑問や質問に答え、それを選挙民が聞き比べて、選択するものです。
 今回の選挙は、それをひとつもクリアしていない。争点を隠し情報を与えず討論を避け、気に入られそうなことばだけを並べて、それを検証する時間を与えず、投票させた政党が勝利した。

だから、勝利はしても、自民党や首相には、自分たちの本当にしたいことを訴えて、反対派と激論して、認めて選んでもらったという喜びが感じられない。投票した支持者にも、異なる意見を聴き比べて、迷って悩んで選択したという幸せが感じられない。

この傾向は最近次第に強くなっていて、参政党が前回それで大成功した。しかし、参政党も含めて、まともな政治家なら、このような手法には歯止めをかけるべきだった。それを首相は歯止めどころか強化して、参政党のお株を奪った。

あらゆる選挙や投票において、このような傾向をやめさせることが、今何よりも急務です。保守も革新も右翼も左翼も与党も野党も、政治家として人間として、今後を考えるなら早急に、まずそれをすべきです。野党も嘆いてる場合じゃないし、首相や自民党や参政党にしても、この傾向は、将来いいことはありません。

私たちひとりひとりも、それぞれのやり方で、今それをめざさないといけない。意見の違いは悪いことじゃない。だからこそ、冷静に、正直に、話し合わなければ。

今回の選挙から得る教訓は、多分それしかありません。

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カツジ猫