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釘の一本

無事復活した金色のダリア(ばてかけてたのは右側のやつ)をごらん下さい。庭の春蘭とハツユキソウでバックを飾ってみました。

ところで、庭に満開の黄色いエニシダをご近所にさしあげたら、二軒でわけて下さったようで、とても喜んでいただけて、お礼を言われたので、「わー、どうぞ好きに入っていくらでも切って持って行って下さい。のびすぎて、困ってるんです」と申し上げて、また適当に少し切ってさしあげた。「玄関にさしておくと、色も華やかでいいわー」と言って下さって、「香りも家中に広がって素敵」とお二人で言われるので、「えっ、私は気づかなかった」とショック。ひょっとして知らない間にコロナにかかって嗅覚障害になってたのかしら。

あわてて咲き始めたジャスミンをつんでかいで見たら、大丈夫匂いはするのだけど、たしかにそんなにわからないような気がする。やだもう。少し風邪気味なのかしら。

奥庭のモッコウバラは何とか垣根と軒下に誘導したのだけど、軒下の方は、もっと高くに誘導しないと、通路がふさがれてしまいそう。ここはもともと樋があったのを木の葉がたまるので外したから、そのあとの釘が残っている。できればもう一本はしっこにあれば最高だ。
 今日、上の家をひっかきまわして、金槌と大きな釘は見つけたのだが、庭椅子に乗って背伸びして釘を打つのって、今の私にはヤバいかな。奥庭で椅子から落っこちて倒れたら、そこで白骨死体になるまで誰にも気づいてもらえないかも。

でも、そこに大釘を一本打ったら、多分そこそこ理想的なバラのアーチができるんではないかと思うと、誘惑に勝てない。明日あたり、やっちまいそうな気がする。書き込みが途絶えたらどなたか探しに来て下さいね(笑)。

漱石の「明暗」を猫にじゃまされながら、ちびちび読んでる。描写が緻密で先が読めなくて面白い。完成させられなかったのは作者は残念だったろうなあ。

米国の各大学では、パレスチナを支持してイスラエルに抗議する学生運動が激しくなっているようだ。下の書き込みにもあるように、これをちゃんと評価して紹介しないマスメディアはしょーもないが、私が気になるのは、この学生たちは選挙でバイデンとトランプのどっちを支持するんだろうということだ。きっと苦しい選択なんだろうなと、何やら身につまされる。

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カツジ猫