雑談てんこ盛り
何だかんだで気候は不順、夕方から夜なんか、うすら寒い。とは言え、夏は暑いらしいし電気代は上がりそうだし、せめて扇風機でも出しとこうかと思うが、去年だっけ、熱中症でベッドで寝たままお亡くなりになった、ご高齢(って、それほどでもなかったような)のご夫婦の足元で、つけっぱなしの扇風機が回っていたってニュースがあったのを思い出して、何だかびびる。
ニュースがちらちら教えてくれる能登の被災地の手つかず(政府の手つけず)ぶりは、ものすごく、まだ水も出ない地域もあるとかで、さらにガザでは子どもに食べさせる食料にも不足しているとかで、国会では自民党が、なぜかどうしてか自分らの自由になる使途不明金をどうあっても死守したいらしくばたついているし、本当に血税にたかって選挙してやっと維持してたトコジラミみたいな政党だったのだなと思ってしまう。まあ、そんなたとえはトコジラミにも失礼だが。
それにしてもワイドショーでは田崎史郎をどうしてあんなにもてはやすのか。自民党の弁明しかしてないじゃないか。いい加減に使うのをやめてほしい。マスメディアが政府の裏金問題にこんなに及び腰で追求できないのは、自分らも裏金をもらってたんじゃないかとしか思えないという意見もネットで見たが、まったくそうとしか思えないぐらいだ。
ちょっと時間ができたので、今日はゴジラとコングの世にもしょうもなさそうな映画でも見に行こうかと思ったが、恐ろしいことに、まだ来週までやってるようだし、今日は家でだらだら過ごして、骨休めをすることにする。細かい片付け仕事が山積みだし。いつものことだが。
朝ドラの「虎に翼」は評判がいい。私も見ていて面白い。多分、いろんな女性があらゆる場面で自分の仕事や家庭や社会との関係を思い出して、怒りや悲しみをかみしめ直しているだろう。
その一方で、よくあるヒロインの出産場面をすっとばかしたのも新鮮だ。これに注目している視聴者のコメントも新鮮だ。これとか、これとか。世の中はこうなりつつあるのに、だから上川外相や自民党の古色蒼然としたセンスが目に付くんだよ。
そして、これに対して、「今までだって朝ドラで出産シーンは多くなかった」って言って、数を調べている人とかもいるんだけど、そういう数値の問題じゃ全然ないんだよなあ。資料や統計が何の意味もなさない、ささやかながら、よくわかる例だ。
一方、大河ドラマの「光る君へ」の方は、私はまだどうしても、登場人物の男女が顔をさらして走り回る、当時の常態とはかけはなれた異様さになじめなくて見る気になれない。それにふれる人も本もまったくない言論統制ぶりにも、あきれていたが、先日ちらと見た週刊誌の記事では(文春だっけ)林真理子氏が、この件に少しふれて「落ち着かない」みたいなことを書いておられた。他にも気づいている人はたくさんいるだろうに、きちんとこうやって文章に書いてくれたのは、林氏だけというのは、さすがである。
漱石の「坑夫」は、半ばを過ぎたが、やっぱりなかなか面白い。「蟹工船」やら「坊っちゃん」やらの魅力がつまっている。一人称の語り口なのに、育ちがよくてやけっぱちで意地っ張りのどこかかわいらしい若者の姿が浮かび上がってくるというのも、すごい。漱石の中にはこういう永遠の青年だか少年だかがいたのかなと、ふっと感じてしまう。
ネタニヤフとプーチンの悪口も言いたかったけど、また明日にでも。
これは、母が田舎でずっと使っていた電気毛布というかマットです。近所の店で買って「とてもいい買い物をした」とずっと喜んで愛用していました。
何しろ古くて電気料金とか以前にもう安全性とかも怪しいのですが、つい捨てきれずに押入れの奥に保管していました。
けっこう重いし、自分で引きずり出す体力がある内にと、先日とうとう、なじみの電器屋さんに処分をお願いしました。何やら大きな達成感と喪失感(笑)。
しかしまあ、こうやって新しい人生に歩みだして行かないことには、埒が明かないしな。
花が増えたからか、庭にはちょうちょがよく飛んで来ます。これは奥庭のサルスベリの若木にとまっているアゲハチョウ。真ん中にいますが、わかりますかしらん。