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雨もいいもの。

◇昨日はめちゃくちゃさわやかなお天気で仕事も進みましたけど、今朝はうってかわって、しとしと雨です。秋の雨は静かでなかなかいいものです。元気がなかった庭の草花も、しゃきっとしそうだし。
白い朝顔がまた二輪咲いていました、花びらのかたちが何だかしゃれています。

田舎から持って帰った柿は、おすそわけした方々から好評です。「すごくおいしい、なつかしい甘さ」と、ごひいきにして下さる方もいるようで、うれしい。と言っても、もうこれで今年はおしまいだろうなあ。「柿ちぎり三つ四つ鳥に残し置く」という、母の川柳を思い出しています。

◇選挙のまとめ、これはわりといいとネットで言われていたので、リンクしておきます。

http://fushinohito.asablo.jp/blog/2017/10/23/8710941

◇ついでに、私が「きゃらめる通信」と名づけて、適当に周囲に配っている近況報告もコピーしておきます。ここに書いたことと重複してるとこも多いですけど、お許しを。しかし、これも、いつの間にか、もう8号になったのか。専門分野の論文も、この調子で蓄積して行ければなあ(笑)。



きゃらめる通信(8)


少し前のことですが…。
「トランプ、アベ首相、宗像市長、教育大学長、主語を省いて話していたら、誰の話かわからなくなる」と私が笑うと、元同僚の一人がうんざりしたような顔で言いました。「その中の誰もが選挙で落とせますが、教育大の学長だけは選挙で負けてもやめませんからね」

でも、もしかしたら、そのうちに、アベ政権もそうなるかもしれません。

今回の選挙の結果にがっかりしたり衝撃を受けたりしている人は多いでしょう。私もその一人です。しかし、最悪の結果だとは思っていません。自分のブログ「板坂耀子第三研究室」から引用します。

◇自公が過半数を占めたことで、絶望してる人たちもいる。私もまあ予想はしていたが、もちろんそのことにはムカついている。特に、いかなる理由があれ、棄権した人とマスメディアについては、今後日本や世界がどんなにひどいことになって、その人たちがどんなに嘆いても怒っても愚痴っても、私は絶対聞く耳は持たないで冷笑する。「あ、それであなた、あの時どうしてた?」としか思わない。「本当にいやな世の中になったねえ」と、にこやかにあいづち打っていてもである(笑)。


◇まあしかし、もうひとつの、あったかもしれない可能性は、小池新党が大勝してアベ政治が終わって、テレビも新聞も大騒ぎで、世間もかなり喜んでたら、小池新党はアベとまったく同じとわかって、皆がボーゼンとしてる間に、あれよあれよという間もなく自公と希望の大勢力で改憲も緊急事態条項も強行され、国民はショックで無気力になり黙りこみ、あくまで戦う共産党や社民党は孤立し非合法化されるという事態で、それがほんとに目に見えていただけに、それよりはずっとましだよ、この結果は。
 
◇立憲民主党ができた。あっという間に成長して野党第一党になった。共産党はとことん筋を通して、そのことを広く深く人々の中に印象づけた。
「野党共闘が前進し、立憲民主党が勝利したのはうれしい。共産党が後退したのはわれわれの力不足」と志位委員長が発言したのが、皆の感動や罪悪感(笑)を生んでるが、あれは、やせ我慢ではなく、きれいごとではなく、けっこうな本音だと思う。これは共産党が望み、選択した結果だ。

◇「透析患者は自己負担せよ。できないなら死ね」その他の暴言妄言を吐きつづけた長谷川豊が落選し、維新が壊滅状態になったのもうれしいというより、ほっとするし、公明党が初めて小選挙区で落選したのも、やはり何かのきざしに見える。沖縄で1議席落としたのや、東京の池内さおりが落ちたのなど、残念なこともあるが、北海道の池田まきとか、他に初鹿、菅直人、岡田、山尾、辻元、穀田、その他気にしていた人たちの多くが当選して、再び、あるいは新しく国会に行ってくれる。
前の参院選もそうだったが、毎回「死闘」だと思うし、毎回ちがった様相を見せて新しい舞台の幕が上がる。
悲劇にも喜劇にも、終わらせはしない。

ただ、その中で当面、すごく心配なのは「緊急事態条項」です。今日の新聞で選出された国会議員の70%近くが「賛成」していると聞いて目が点になりましたが、一般の人たちの中にも「改憲」とちがって、このことはあまり知られていないようです。
災害時の国会議員の任期延長とかもっともらしい理屈をつけていますが、これは事実上の非常事態宣言で独裁政治に道を開くことになりかねません。選挙など永遠に行われないままになる可能性さえあります。



アベ政権がファシズム化しているという意見に対し、ネットで次のような書きこみがありました。
「は~~~~?ファシズムなら、今頃、こんなツイートした奴の家に公安は来て、身柄を拘束してるわ。…」
それに対する別の人の返事がこれです。
「いろんな人がここ2年の間に合わせて56億7千万回ぐらい指摘してるけど、ヒトラーがワイマール憲法を停止して全権委任法をつくるまでは、ドイツでも大規模な反ナチ運動が行われていた。」
56憶云々はジョークでしょうが、それにしても私たちは、今、歴史のどの位置に立っているのでしょうか。



ここ何回か選挙の応援に関わっていて痛感し驚愕したのは、公職選挙法がいつの間にかものすごく厳しくなっていて、このようなお知らせさえも、選挙前には配布できなくなっていることでした。これだけ情報をシャットアウトしておいて、投票率の低下が嘆かわしいとか、よく言うよと思います。
あらためておたがいに、声と目と耳を失わないでいましょう。もちろん、頭も。そして、心も。(2017.10.24.)
                    



◇昨日、街で食パンを主にしたビュッフェを見つけて、博多の夜景を眼下に見ながら、バタートーストを食べました。トーストを食べられるお店って、ありそうで少ないのうれしい。でもまた太る。

◇家にいるのかもしれないネズミは見つからず、気配もまったくし

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カツジ猫