雨続き
※キャラママさん
本当に雨が降りだしたら止らないのですね。(笑)洗濯物が乾かずに苦労して居ます。
天気の不安定さとは関係無いのでしょうけれど、此の数日母は様子がおかしくて、私と車でドライヴしたとか、もうとっくに亡くなった知人が訪ねて来て床が水浸しに成ったのを直してくれたとか、夜中に知らない男の子が来てジュースを飲んで行ったとか、天井の電灯が移動して落ちて来そうだったとか、窓が閉って居るのに風が吹き込むとか、不思議な話を熱心にして聞かせます。
反論するのも合槌を打つのも気が進まないので、良い加減に聞き流して居たら、私の様子がおかしかったし、元気が無い様だったから自殺するのではないかと一日心配して居たとヘルパーさんが教えて下さるし、有難いけれど困った物です。
此の所随分しっかりして居て元気だったのですが、先日は急に熱を出したりしましたし、今回は精神状態がちょっと普通ではない様で、いよいよ何処かが弱って来て居るのだろうかとも思います。
ただ、何度かこういう事がある度に此方も動揺したりそれなりに覚悟を決めたりして居るので、次第に慣れても来てしまって、不謹慎ながら例のチャーチルの名言「此れは終わりではない、終わりの始まりでもない、しかし始まりの終りだろう」等をひょいっと思い浮かべたりします。
実の妹である叔母が入院して死にかけて居た時に、既に妹が死んだ事にして「唯一人の妹逝けり夜の雨」等と俳句を作ったりして居た母ですから、此の位の事を私が考えても罰は当たりますまい。(笑)
母も今年は九十五歳ですし、其の内に別れる事に成るのはやむを得ないと思って居ます。ただ最後の日々と時間は楽しい物であれば良いとは願って居るのですが、なかなかそうも行かないでしょうね。
※此の雨は実家の方にも降ったのでしょうか。もしそうだったら庭の木々には有難い事ですが。
実家の庭の砂利の上に時々、動物の糞がしてあって、一度は忘れ物をして引き返したら、庭先で白黒の若い猫と出会いました。あの辺に住みついて居てくれるのなら、鼠除けに成って良いのだがと思って居ます。