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3密ユリ

昨日の写真と比べて下さいな。ちょこっと開きかけています。
実は、この立派なユリを奮発して買おうとしたとき、お店の人が「どっちにします?」と二本見せてくれた内、こっちが、いやにつぼみと花がくっついていて、「これ、開いたら絶対3密状態やん」と笑いながら買ったのです。ほんとに全開したらどうなるんだろうね。

大きいだけに香りも強くて、部屋の中が高貴な香りで満たされています。昔、暴君が誰かを百合の花といっしょに箱詰めにして殺したって話がなかったっけと、しょうもないことを思い出しています(笑)。

庭に石の破片をしきつめてから、ノラ猫さんは今のところ来ません。今朝お隣のご主人に確認したら、あちらの庭にはやはり糞をしているようで、まだまだ油断はできませんけど。

私は最近というかかなり前から、妙に勇壮な冒険映画みたいな夢をよく見て、戦争だの逃亡だので仲間といっしょに町や島を走り回るのですが、恐怖はかけらもなく、ひたすら敵を出し抜いて戦う工夫をするような物騒な内容です。でも、ここ数日は、ノラ猫が反撃に出て家の前に山ほど糞をして行くという夢を見て、飛び起きたりします。本当に自分の精神、かなり追いつめられていたのかもしれない。

昔は私も猫を放し飼いにしていたから、こうやってよそさまにご迷惑をかけていたのだろうと思って、文句は言わないようにしていますが、経済的にも精神的にも、相当の被害と負担をしいられることを、やはり猫にエサをやっている方々には、知っていただきたいなあ。
毎朝、庭を見て糞をしていないとわかる時の、脱力にも似た安心感は、まだ信じられない警戒心とあいまって、正直、コロナやペストの終焉を迎えた町の市民の心境ってこうだったのかなとまで思います。

それにしても、コロナの感染状況は一進一退のようで、気が抜けません。私が行っていたジムも多分再開してるのでしょうが、もう少し落ち着いてからにしようかと思っています。テレビを見ていたら、対策のひとつとして、ロッカールームでのおしゃべりはひかえるようにというのがあったのには笑いました。それは私の好みにはあっているので、ありがたいです。だいたい私は、シャーロック・ホームズの兄のマイクロフトが入っていたような、男性のみの静かな社交クラブというのが、うらやましくてたまらなかったので、世の中がそれに少しでも近づいてくれるのが、うれしくてしかたがない。

静かといえば、私は冗談で、あの戦闘機ショーが東京だけというのは地方差別じゃないのかと言ってたら、河野大臣が、好評だから全国でやろうかと思ってるとテレビで言ってて、ひっくり返りました。お願いだからやめてほしい。まだ庭先に糞をして行くノラ猫の方がましだわよ。

他にもいろいろ、がっくりすることや腹の立つことがいろいろあるけど、まあもうちょっと落ち着いてから書く方がいいのかな。

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カツジ猫