9条球場と文化の日
菱岡憲司氏が、西日本文化賞をもらって、授賞式に招待していただいたので、昨日行ってきました。
ずっと家でだらけているのが楽しくて、外出は気が進まなかったのですが、お祝いの気持ちと、そういう式に出たことないので、どんなものなんだろうという、俗に言うところの猫をも殺す好奇心が勝ちました(笑)。
授賞式も、その後の交流会も、いろいろ大変楽しくて面白かったです。また長くなりそうだから、それはまた、ゆっくり明日にでも書きます。
私のしょうもないことから先に書くと、最近ちゃんとした場に出たことなんかなかったから、服から靴からストッキングからバッグから、全部どこかの奥からひっぱり出して、ほとんどもう、男性が女装するぐらいのじたばたぶりで何とかかっこうをつけました(笑)。昔、叔母が買ってくれた、むちゃくちゃ上等の華やかなドレスみたいなワンピースをいくつか引っ張り出して、もう着ることもなさそうな一番豪華なのを選んだのですが、いざ着ようとするとぎゃあ!だったのが、このドレスもどきの服たち、皆後ろジッパーなのですよ。その昔、布施明が歌ってた、
化粧の後の鏡の前で いつもあなたの手を借りた
背中のボタンが留めにくい
ってやつですわ。
ニシキヘビのように身体をくねらせて、何とかジッパー引き上げて、もう何年もはかなかった気のするストッキングを探し出して、たのむ破れてないのが一つでもあってくれと祈りながら、首尾よく見つけてはいて、靴もぺたんこだけど新しいのを下駄箱の奥から掘り出して、まったく他人になったような気分で出かけました。
ところが案外、動きやすいし、気分は上がるし、ストッキングは暖かいし、おー、これはせいぜいこれから、ワンピースやスーツの上等なのを着まくって、週に一度は外出するかと、またまた思わぬ楽しみを見出した気分。
これまだ、髪がいまいちなんですけどね、年甲斐もない晴れ姿の写真です。こうして一番ふさわしい立派な催しに働いてもらったので、これを最後にもう若い人にさしあげる予定。多分数回も着ていないのですが、叔母も服も、私にしまいこまれるよりは、華やかな若い方に活用してもらう方が、きっとうれしいと思うので。

そんな話はさておきまして、式の中身や交流会の楽しさは、また後で話しますが、中でもうれしい驚きだったのは、交流会のあいさつの中で、主催の西日本新聞社の偉い方が、「今日は文化の日で憲法の日でもありまして、憲法というと、いろんな意見がありますが、やはり守らねばならない大切なもので、特に我々のような文化を守るものにとっては、自由な発言を守る上で、とても大事なもの。今後も守って行きたい」というようなことを、しっかりと心をこめておっしゃったことです。本当にありがたく心強く、こんな方々の主催する賞を菱岡氏が受賞してくれたことの喜びもひとしおでした。ほとんど西日本新聞を購読しようかと思ったぐらい。まあ、大新聞に比べて地方紙はおしなべて、きちんとした記事を書いているとは、前から感じて応援していたのですが、あらためて、肉声で聞いた報道関係者のトップの方のことばには、胸を打たれました。
その夜でしたか、ネットを見ていたら、ずっと探し続けていて見つからなかった、昔の「通販生活」の憲法に関するCMがリンクされてるのが見つかって、これまたうれしかったです。憲法を変えるのには国民投票があるから大丈夫と思っていると大間違いで、すでに、いくらでも宣伝費を使っていいという法案が通っているので、金にあかせてめちゃくちゃな宣伝がなされて、改憲が成立してしまうだろうという警鐘です。どうぞ皆さま、拡散して下さい。