NHKの番組
昨日は朝から地域の方々がやっておられる文楽の公演を見に行った。ぐずぐずしていて、ぎりぎりに入ったら、主催者の方々も意外だったらしいほどの盛況で、コミュニティセンターの一室(二室分使ってたが)満員だった。
人形の動きも三味線も語りも、思ってたよりずっと立派で楽しめた。主催者の方々は、子どもの観客が多いと思っていて、退屈しないように時間を短く設定しておられたようで、わりとすぐ終わったのも、私には疲れないでよかった。
お芝居が終わったあとで、人形を客席に持って来て見せていただいたとき、私の前の席の奥さまが、顔を切られて形相が変わる人形のしかけを試しておられるのを、後ろから撮らせてもらった写真。
終わってもまだ昼前だったので、近くのかわいい喫茶店で最近食べようとしては食べそこなっているかき氷を注文。マンゴー何とかいうゴージャスなやつで、今どきの若い人のように、思わずスマホで撮ってしまった(笑)。これを崩さずに食えるかと挑戦されてるような姿だったが(これでもふた口ほど食べたあとなのよね)、みごとに完璧に食べ上げて、口の中も気分もさわやかになったので、元気に帰宅して…でも、その後またばったり寝てしまった。ぎりぎりで、お月見団子(数年前に買って毎年飾ってる、ひのき作りのやつ)を飾るのには間に合ったけど。
だけど、このフェイクお団子、道から見てもかっこよくて夜もライトアップすると素敵なんだけど、写真を見ると毎年まったく同じなんだよなあ。うさぎをおくとか、来年からはちょっと工夫しないと。
あとは、まあまあそこそこ元気でやってる。NHKがのべつまくなし総裁選の候補者の映像を流し、言ってることの内容もさることながら、高市氏のえらそうな人を高みから見下ろすものの言い方や顔つきに、どこからいつからそんなにあんたはえらくなったんだと開いた口がふさがらなかった。自民党の居直りと思い上がりをあれだけ態度で具現できる人というのも、なかなか珍しいんじゃないだろうか。
しかしNHKもいい番組も作ってはいて、先日の9.11.の時に亡くなった日本人の家族のその後とか、ゆうべ(だっけ)のアメリカの核実験で被爆して亡くなった海上保安庁の方の記録とか、胸が痛くなるような制作者たちの思いもこもった名作だった。ゆっくり紹介したいのだが、なかなかその時間がとれない。